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仁川空港の乗り継ぎ客、昨年46万人減少

登録:2015-01-30 22:22 修正:2015-01-31 08:11
2013年771万人から2014年725万人に
中・日乗客の直行便利用などの影響
仁川空港。//ハンギョレ新聞社

 仁川空港の昨年の乗り継ぎ客と乗り継ぎ率が減り、東アジア1位の「ハブ(中心)空港」としての地位が脅かされていると懸念されだしている。

 30日発表された仁川空港公社の統計によると、仁川空港の乗り継ぎ客は2013年の771万人から昨年は725万人に46万人減少した。乗り継ぎ率は昨年16.0%で、2013年より2.7%ポイント減少した。仁川空港の乗り継ぎ客数は2006年以来、2010年を除いては、ほぼ二桁成長を続けてきた。最近は2011年9.0%、2012年21.1%、2013年12.5%などを記録した。

 昨年、仁川空港の乗り継ぎ客が急減したのは、中国の航空会社が米国に直行する路線を大幅に増やしたことに起因する。東京の羽田空港が昨年3月以降、国際線を3つから16に増やしたことも影響を与えたと思われる。仁川で乗り継いでいた中国と日本の乗客が自国の直行便を利用するようになったのだ。

 現在、仁川空港は、東アジア1位の国際トランジット空港だ。 2013年を基準に仁川空港の国際旅客は4078万人であり、2位は東京成田空港の3055万人、3位が台北桃園空港の2861万人の順だ。乗り継ぎ客数は仁川が771万人で1位であり、2位が成田534万人、3位は桃園491万人の順である。キム・ヨングク国土交通省航空政策課長は、「これまで急激に成長した分、調整を経たものであり、今年は再び回復すると予想される」と述べた。

世宗/キム・ギュウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015.01.30 19:42

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/676153.html  訳H.J

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