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iPhone、米国で人気熱いがヨーロッパでは‘冷や飯’

登録:2012-11-28 17:39 修正:2012-11-29 06:35
米国内 販売占有率 48.1%
iPhone5

iPhone5に力づけられて、最近米国でiPhoneがアンドロイド スマートフォン全体より多く売れたことが分かった。 これに反し、ヨーロッパ主要5ヶ国でiPhoneは‘冷や飯’を免れなくなっている。

 英国の市場調査業者‘カンタワールドパネル’は去る8月6日から10月28日までの12週間、米国、英国、オーストラリアなど主要9ヶ国で販売されたOS別スマートフォン販売占有率を発表し、このように明らかにした。

 発表資料によれば、iPhoneは米国で販売占有率48.1%を占め、46.7%を記録したアンドロイドフォンの合計販売量を越えた。 iPhoneは昨年11月にiPhone4Sが発売されてから3四半期連続で販売量1位を占めた後、アンドロイドフォンに1位を奪われた経緯がある。 この業者はiPhoneが今後2四半期間に自ら立てた最高占有率49.3%を跳び越えて米国スマートフォン市場歴代最高占有率記録を更新するだろうと見通した。

 ヨーロッパでは依然としてiPhoneが冷遇されていることが明らかになった。iPhoneはスペインで販売占有率4%、ドイツでは17%を占め、それぞれ81.7%、73.9%を占めたアンドロイドフォンに大きく遅れをとっている。特にドイツでは三星(サムスン)電子のギャラクシーS3がスマートフォン全体販売量の25%を占めるなど善戦していることが明らかになった。イタリアではアンドロイドフォンが占有率56.7%を記録して優勢を示している中で、最近‘Windowsフォン’OSを搭載したノキアのルミ610、ルミ800等の販売好調によりWindowsフォンの占有率が11.7%(3位)を記録した。 ヨーロッパの主要国家中で最高の占有率だ。

 米国のiPhone5人気は競争業者に比べて明確に高い顧客忠誠度のおかげだとこの業者は分析した。 実際、iPhone5を購入した利用者の62%は既存iPhoneの利用者であることが分かった。 アンドロイドフォンからiPhone5に変えた利用者は13%、ブラックベリーフォン利用者は6%であった。 特に現在のiPhone利用者の92%は次もスマートフォンを購入する時にはiPhoneを選択すると答えており、優れた顧客忠誠度を示した。

 iPhone5は去る9月21日、米国、英国、ドイツなどの国で1次分として発売され、イタリアなどでは同じ月の28日に2次分として発売された。 韓国内ではまだ発売されていない。 移動通信業界では来る30日からiPhone5の予約販売を受け付け、来月7日に公式発売される予定だと伝えた。 しかし発売説が提起された先月の経験に照らして、アップルとの協議により発売予定日などは依然として変更される余地があると説明した。

キム・ソンシク記者 kss@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/562769.html 韓国語原文入力:2012/11/28 14:55
訳J.S(1312字)

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