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青少年に酒を勧める大型マート、ソウル市内 65%が‘不法販売’

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/552215.html

原文入力:2012/09/18 15:11(971字)

 ソウル市内の大型マート3店舗中2店舗が青少年に酒を販売していることが明らかになった。 大型マート2店舗に1店舗は酒を買う青少年に年齢を尋ねてもいなかった。

 ソウル市は先月12~20日までソウル市内の大型マート63店舗を対象に酒類販売実態を調査した結果、このような実態が現れたと18日明らかにした。 コンビニエンスストアの青少年酒類販売調査は何度かあったが、大型マートに対する調査は今回が初めてだ。 調査対象大型マート中の64.6%が青少年に酒を売っており、酒を買う青少年の年齢を尋ねていない店舗所は53.4%であった。

 青少年に酒を販売する大型マートは平日昼間に売るケースが76.2%で、平日の夕方や週末より販売率が高かった。 マート別にはHマートが72.9%、Eマートが62.7%、Lマートが61.1%、Hクラブ58.3%の順に販売率が高かった。 特にHマートの場合、平日昼間の販売率が87.5%で最も高く現われた。

 調査対象の大型マートの半分を越える53.4%は青少年の年齢を確認していなかった。 身分証を要求し年齢を確認したケースは40.8%であり、この内15.6%は身分証で年齢を確認して酒を売っていたことが分かった。 酒類陳列台を出入口からよく見えるように展示した大型マートは全体の46%であり、酒類だけを別に陳列したところは7.9%に過ぎなかった。

 ソウル市関係者は「大型マートは主な顧客が家族単位なので、青少年に酒類が簡単に露出し接近可能性が高い」とし「今回の調査を土台に大型マートの酒類アクセシビリティを最小化するために売場内陳列方法を変え酒類の広告を禁止するなどのガイドラインを用意する」と明らかにした。

 今回の調査は大型マートごとに平日昼間と夕方、週末にわけて三回青少年が含まれた2人1組が直接訪問する形で行った。 調査対象になった大型マートはLマート12店舗、Eマート31店舗、Hマート16店舗、Hクラブ4店舗などだった。 パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

原文: 訳J.S