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ソフトバンク孫正義会長、クパンに1235憶円投資

登録:2015-06-04 01:30 修正:2015-06-04 06:45
ソフトバンク孫正義会長 //ハンギョレ新聞社

 世界の情報通信企業である日本のソフトバンク(孫正義会長)が韓国のソーシャルコマース企業のクパン(https://www.coupang.com/)に10億ドル(約1兆1000億ウォン)を投資した。投資方式は新株発行による増資にソフトバンクが参加する形だと伝えられた。

クパンのロゴ//ハンギョレ新聞社//ハンギョレ新聞社

 クパンは3日、この投資誘致事実を発表し、「ソフトバンクの今回の投資は、クパンの全国単位の物流システム、販売から発送まで責任を負うダイレクトコマース、高いモバイル取引割合(取引額の平均75%)などに注目して決定された」と明らかにした。孫会長は「ソフトバンクは、世界中のインターネット企業に投資して、各領域で絶えず挑戦する革新的なビジネスを支援し、ともに成長することを目指す」とし「私たちはクパンが(e)コマースをさらに革新して行けるように支援する」と明らかにした。

 クパンは、これに先立つ昨年5月と11月に、米国セコイアキャピタル(1億ドル)と米国ブラックロック(3億ドル)から大規模な投資を受けた。今回の投資決定の過程でソフトバンクが評価したクパンの企業価値は5兆5000億ウォン(約6175憶円)になると伝えられた。今回の投資は、将来が有望な国外スタートアップ(ベンチャー企業)に投資してきた孫会長の典型的パターンであると評価されている。

キム・ミヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-06-03 21:14

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/694196.html 訳H.J

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