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日本 経団連会長も "脱原発、人類の夢"

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/513613.html

原文入力:2012/01/05 20:39(736字)
チョン・ナムグ記者

米倉 "再生エネルギー推進"

 "原子力発電に対する依存から抜け出すことは人類の夢だ。" 日本の財界団体 経団連の米倉弘昌会長の言葉だ。原子力発電の持続推進を主張する電力業界を最も積極的に擁護してきた経団連も危険で後腐れが多い原子力発電所に人類がずっと依存することはできないと判断していることを示す内容だ。

 米倉会長は7日付<毎日新聞>および<東京新聞>と行ったインタビューで‘福島原発事故以後、日本国民の60~70%が脱原発を主張していることについてどう思うか’という質問に「脱原発は人類の夢で理想」と答えた。 彼は「私たちの会社(住友化学)も必死に再生可能エネルギー利用を推進しているけれど、まだ火力発電に比べて発電費用が高い」としつつ「再生可能エネルギーに対する研究を加速化し原子力発電所の比重をますます減らしていくことが最も望ましい」と話した。彼は「脱原子力発電所につながりうる柔軟な予算配分が必要だ」と付け加えた。

 経団連はこの間、原子力発電所推進勢力の主張を最も積極的に擁護し、孫正義ソフトバンク社長などの荒々しい批判を受けてきた。 米倉会長は‘経団連は原子力発電所推進勢力ではないか’という質問に対して「政府指導者が‘脱原子力発電所’と言いながら実行計画もなしで、国民の感情だけを高揚させる発言をすることが無責任だと言っただけ」と説明した。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S