高齢化と高齢者の貧困から2050年には65歳以上の高齢者10人のうち4人が仕事をする見通しであることが分かった。現在の高齢者雇用のほとんどが不安定で単純労務職などに集中するなか、高齢者に適した新たな雇用を創出しなければならないと指摘され始めている。
3日、韓国保健社会研究院(保社研)が発刊した報告書「超低出産・超高齢社会のリスクと対応戦略:超高齢社会と高齢者福祉サービス」によると、2010年に33.1%(181万人)だった高齢者雇用率が2050年には40.8%(734万人)に上昇すると予測された。ますます平均期待寿命(2012年81.4歳→2030年84.3歳)が長くなるうえ、高齢者の貧困率(2010年47.2%)も高くなるからだ。
高齢者の経済活動は増え続けているが、雇用の質は良くない。 2012年現在で経済活動をする高齢者の60.6%が非正規労働者で33.2%はパートだった。
韓国語原文入力: 2015.02.03 20:16