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韓米日の北朝鮮核問題担当高官、7日にソウルで会談…韓米・韓日協議も開催

登録:2023-04-05 05:05 修正:2023-04-05 08:40
「北朝鮮の挑発に伴う朝鮮半島情勢に対する認識を共有」
昨年6月21日、ソウル中区のロッテホテルで会った韓米日3カ国の北朝鮮核問題担当高官=写真共同取材団//ハンギョレ新聞社

 韓米日の北朝鮮核問題担当高官が、今月7日にソウルで会談し、北朝鮮の核問題への対応策を話し合うことで合意した。

 韓国外交部のイム・スソク報道官は4日の定例ブリーフィングで、「3カ国代表は7日にソウル外交部庁舎で開かれる今回の会談で、最近の北朝鮮の相次ぐ挑発によって厳しさを増す朝鮮半島情勢に対する認識を共有し、対応策を協議する予定だ」と述べた。今回の協議には、キム・ゴン外交部朝鮮半島平和交渉本部長と米国務省のソン・キム北朝鮮特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が出席する。これに先立ち、今月6日には韓米、韓日両国の北朝鮮核問題担当高官協議も開かれる。

 韓米日の北朝鮮核問題担当高官が対面協議を行うのは、昨年12月のジャカルタ会合以来約4カ月ぶり。

 今回の協議は、北朝鮮の武力示威と韓米合同演習が繰り返され、朝鮮半島の緊張が高まっている状態で開かれる。韓米間のコンピューターシミュレーションに基づく指揮所演習「フリーダムシールド(FS・自由の盾)」と師団級の上陸訓練「双龍訓練」は終了したが、韓米日は3~4日に共同海上訓練を実施した。北朝鮮は2日、「朝鮮中央通信」を通じて「戦争狂たちの妄動には代償が伴うだろう」と非難した。

 船越局長は訪韓期間中、ソ・ミンジョン外交部アジア太平洋局長とも会談するという。韓日局長級協議では韓日外交次官戦略対話と外交・国防局長級の「2プラス2」安保政策協議会の再開など、韓日首脳会談の後続措置が取り上げられる見通しだ。

シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1086467.html韓国語原文入力:2023-04-04 16:20
訳H.J

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