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文大統領支持率、結局「ゴールデン・クロス」…肯定的評価48%で、否定的評価上回る

登録:2019-12-07 01:22 修正:2019-12-07 07:22
4カ月ぶりに否定的評価を追い越す
文在寅大統領が今月5日午後、大統領府本館接見室で中国の王毅外交担当国務委員兼外交部長と話し合っている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政運営に対する肯定的評価が否定的評価を上回った。いわゆる「チョ・グク事態」が起きた8月第三週以来、4カ月ぶりのことだ。

 世論調査専門機関である韓国ギャラップは3~5日、全国の有権者1006人を対象に調査(信頼水準95%に標本誤差±3.1%ポイント)した結果、文大統領の国政遂行に対する肯定的評価が、先週より2%ポイント上昇した48%を記録したと発表した。否定的評価は1%ポイント下落した45%だった。7%は意見を留保(どちらでもない/わからない)した。

 国政をうまく遂行していると評価した理由としては、外交(20%)が最も多く、福祉の拡大(7%)や北朝鮮との関係改善・国民疎通(6%)、庶民のための努力(5%)、積弊の清算・改革意志(3%)がその後を続いた。一方、国政運営に問題があると考える理由としては、経済・民生問題の解決が不十分(28%)、親北朝鮮性向(8%)、人事問題(7%)、独断的(5%)、不動産政策・外交問題(4%)、雇用問題(3%)が挙げられた。

 文大統領の国政遂行への支持率は今年上半期までは40%台で肯定と否定が拮抗していたが、チョ・グク前法務部長官関連問題が浮上し、10月第三週には否定的評価が肯定的な評価を14%ポイント差で上回った(肯定39%、否定53%)。しかし、それ以降6週間にわたり徐々に回復し、肯定評価が再び否定的評価を追い越したわけだ。肯定的評価が否定的評価を上回る「ゴールデン・クロス」現象は、これに先立って発表された他の世論調査専門機関のリアルメーターの12月第一週の調査でも同様に結果が現れた。

 一方、政党支持率は共に民主党が先週より2%ポイント上がった40%、自由韓国党は2%ポイント下がった21%を記録した。正しい未来党と正義党はそれぞれ1%ポイント上昇し、6%と10%だった。我が共和党は0.5%、民主平和党は0.4%の順だった。総選挙で比例代表議員を選出する投票を、どの政党にするかと尋ねる質問では、共に民主党(38%)が最も多く、自由韓国党(26%)や正義党(13%)、正しい未来の党(7%)、民主平和党と我が共和党(各1%)の順だった。

 次期政治指導者の選好度調査では、李洛淵(イ・ナギョン)首相が26%で最も多くの支持を集めており、自由韓国党のファン・ギョアン代表(13%)、イ・ジェミョン京畿道知事(9%)、アン・チョルス元議員(6%)がその後を続いた。正義党のシム・サンジョン代表と正しい未来党のユ・スンミン議員、パク・ウォンスン・ソウル市長はそれぞれ5%を、オ・セフン元ソウル市長、チョ・グク前法務部長官やホン・ジュンピョ元自由韓国党代表はそれぞれ4%の支持を獲得した。今回の調査は電話調査員によるインタビュー形式で行われ、標本誤差±3.1%ポイント(95%信頼水準)、回答率は14%だった。詳しい調査概要と結果は、韓国ギャラップのホームページや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

チョン・ユギョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/919894.html韓国語原文入力:2019-12-06 15:55
訳H.J

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