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文大統領の支持率、就任後最低の41.4%…与野党の支持率も0.9%差

登録:2019-10-15 06:32 修正:2019-10-15 08:44
リアルメーターの世論調査 
 
前週に比べ、3.0%pの下落 
否定的評価56.1%…就任後最高値 
 
共に民主党35.3%・自由韓国党34.4% 
11日基準で韓国党が民主党を上回る
文大統領の国政運営に対する評価(2019年10月第2週の週間集計、単位:%)。青が肯定的評価、赤が否定的評価=リアルメーターのホームページよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政支持度が40%前半まで落ち込み、就任後最低値を記録した。与党の共に民主党と第1野党の自由韓国党の政党支持率も、誤差範囲内の0.9%ポイントまで縮められ、両陣営の集結が激しい中、革新層で多少離脱の兆しが見えるという分析が示された。

 世論調査専門機関のリアルメーターが「YTN」の依頼で7~8日と10~11日に、全国の成人2502人を対象に調査(信頼水準95%、標本誤差±2.0%ポイント)した結果によると、文大統領の国政遂行に対する肯定的評価は先週に比べて3.0%ポイント下落した41.4%だった。否定的評価は先週に比べて3.8%ポイント上がった56.1%で、就任後最高値を記録した。肯定的評価と否定的評価の差は14.7ポイントまで広がった。

 理念指向別では、革新層で肯定的評価の割合が77.0%から74.1%となり、先週より2.9%ポイント下落した。保守層の否定的評価の割合は80.3%から82.0%となり先週より1.7%ポイント上昇した。中道層では肯定的評価が33.5%、否定的評価が64.1%で、10月第1週に続き、2週連続で肯定的評価と否定的評価の大幅な変動が見られた。リアルメーターは「文大統領の国政運営に対する認識が、両陣営で依然として極端に分かれている中、革新層が弛緩している兆しが見えた」と説明した。

政党支持率(2019年第2週週間集計、単位:%)リアルメーターのホームページよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 政党支持度も(文大統領の国政運営に対する評価に)類似した様相だった。共に民主党が前週より3.0%ポイント下がった35.3%で、今年3月第2週以来7カ月ぶりに最低値を更新した。自由韓国党は前週に比べて1.2%ポイント上がった34.4%を記録し、5月第2週のファストトラック政局以来5カ月ぶりに最高値を更新した。共に民主党と自由韓国党の支持率の差(0.9%ポイント)は、文在寅政府発足以来最も小さくなった。特に日間集計では、11日の調査で共に民主党が33.0%、自由韓国党が34.7%を記録し、現政府発足以来、初めて自由韓国党が共に民主党を支持率で上回る結果が出た。さらに、正しい未来党が6.3%、社会正義党が5.6%、民主平和党が1.7%、わが共和党が1.5%を記録した。無党派層は13.6%だった。

 詳しい調査概要と結果はリアルメーターまたは中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照。

キム・ミナ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/913073.html韓国語原文入力:2019-10-14 09:50
訳H.J

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