バッジを一つ買うと、2300〜2500ウォン(約215~234円)が「慰安婦」被害ハルモニ(お婆さん)のための財団に寄付される「少女像バッジ」が、人気を集めている。
ソーシャルベンチャー企業のマリモンドは3日、「平和の少女像」の大衆化作業の一環として制作した「少女と蝶」、「少女と花」、「少女と椅子」など3種類の少女像バッジが、自社運営のオンラインストアで先月5日から販売を開始して以来、合わせて1万7026個(2月29日現在)が売れたと明らかにした。1個あたり5000ウォン(約468円)のこのバッジは、製造原価を差し引いた純収益が「正義と記憶財団」の基金に使われることになっているが、先月29日までの寄付は4135万ウォン(387万)に達した。
少女像バッジの製作と販売は、韓日「慰安婦」合意以降、今年1月の少女象の大衆化作業に興味のある若者たちが集まり、少女像を製作した作家のキム・ウンソン氏とキム・ソギョン氏夫妻との企画会議を経て本格化した。 2012年から「慰安婦」ハルモニたちが作った美術品を基にアクセサリーを製作し販売するオンラインストアのマリモンドは、バッジ製作に「才能寄付」することで参加した。襟やバッグなどに少女像を付けられるように作られたこのバッジには、「日本軍慰安婦被害者ハルモニたちといつも共にする」という連帯の意味が込められている。
韓国語原文入力:2016-03-03 19:42