平和の蝶「これからは全国行動に突入」
26日に大規模大学生集会を予告
30大学で水曜デモを開く事に
体感温度が零下20度まで落ちる酷寒の中でも、雪と風が吹きつける時も、韓日政府「慰安婦」合意に抗議し「平和の少女像」の傍を守り続けた大学生たちが、2カ月以上続けてきた野宿座り込みを終了させることにした。寝袋とビニールシートで真冬を過ごした彼らは、今後は少女像前での1人デモと大学別の「水曜デモ」などで少女像を守ると念を押した。
平和の蝶ネットワーク(平和の蝶)と「韓日協議案破棄大学生対策委員会」は1日夕方、ソウル鍾路区中学洞の駐韓日本大使館の向いの少女像前で記者会見を開き、「62日間続けた野宿座り込みを終え、今日から全国行動に突入する」と明らかにした。これに先立ち彼らは、昨年12月28日の韓日政府の日本軍慰安婦被害者問題に対する合意案発表3日後の31日から少女像前で夜を明かしてきた。当時、警察は外国大使館周辺100メートル以内での集会の禁止を定めた集示法11条を破ったとして、団体代表などに出頭通知書を発行したこともある。
平和の蝶の集計によると、この日まで野宿座り込みに参加した人は千人余りになる。今回の中断決定には、合意案の問題点を知らせる目的がある程度達成され、新学期が始まり大学生の参加者を集めにくいという点が考慮したと見られる。キム・セム平和の蝶代表は「26日に韓日慰安婦合意無効のための大規模大学生集会を開き、全国30大学で同時多発的に水曜デモを開くことにした。また、ソウル大や中央大など全国の大学で少女像の建設を推進するなど、他の方法で行動を続ける」と明らかにした。
韓国語原文入力:2016-03-01 20:57