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訪中したチェ・リョンヘ "周辺国と対話希望"

登録:2013-05-23 23:34 修正:2013-05-25 08:48
中国党序列5位 劉云山に会い
今日 帰国前 習近平 面談 注目

 金正恩朝鮮労働党第1秘書の特使として中国を訪問しているチェ・リョンヘ朝鮮人民軍総政治局長が23日 「北韓は中国の建議を受け入れて各関連国との対話を希望する」と話した。 北韓が昨年12月の長距離ロケット発射以後、公式に関連国との対話意志を明らかにしたのは今回が初めてだ。

 チェ総政治局長は訪中2日目のこの日、北京人民大会堂で党序列5位の劉云山 中国共産党政治局常務委員に会って「金正恩第1秘書が私を特使として派遣した目的は、北韓-中国関係を改善し発展させようとすること」とし「朝鮮(北韓)は中国と共同努力をして両国関係が持続的に発展して行くよう願う」と話したと官営<中国通信社>が報道した。 合わせて 「朝鮮は経済発展に集中し、民生を改善して平和的外部環境が作られるよう願う」として「中国が韓半島の安定と平和のために努力して、韓半島問題を対話と交渉の軌道にのせるために大きな努力をすることに全て賛成し感謝する。 北韓は中国のこのような努力を受け入れて各国が対話の道を開くことを願う」と話した。

 これに対し劉云山 常務委員は「北韓との疎通を強化して中-朝関係が健全且つ安定的に発展するよう願う」として「最大限はやく6者会談を再開して、韓半島の非核化と東北地域の平和と安定のために継続努力することを希望する」と話した。

 24日に北韓に帰国すると発表されたチェ局長は、23日には習近平中国国家主席と会えなかった。習主席は21~23日に去る4月に地震被害を被った四川省蘆山県と周辺軍部隊などを訪問した。 ある北京の外交消息筋は「チェ総政治局長が金正恩第1秘書の特使として来ただけに習主席に直接会って親書を伝達することが当然だろう。 だが、万に一つ、非核化などに関して調整が十分できなかったとすれば会合が成立しない可能性も排除できない」と話した。

北京/ソン・ヨンチョル特派員 sychee@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/588878.html 韓国語原文入力:2013/05/23 22:49
訳J.S(948字)

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