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【社説】韓国は自強、協力、連帯で激変の時代をリードする国になれ

登録:2026-10-29 08:02 修正:2026-10-29 08:51
28日、ソウル中区の大韓商工会議所で「激変の時代、リーディング国への道」をテーマに第17回アジア未来フォーラムが開催され、アメリカン大学のアミタブ・アチャリア特別教授(左から2番目)が円卓討論をおこなっている=パク・チョンシク記者//ハンギョレ新聞社

 第2次世界大戦後の自由主義国際秩序が根底から揺らぎ、人工知能(AI)革命は雇用や安全保障などの生存の根幹を脅かしている。大国が国際規範を侵食し、同盟国さえも経済的圧力の対象にする「各自生き残り」の世界で、中堅国や弱小国の立ち位置はますます狭まっている。大激変の時代、共存への道を切り開く青写真がいつにもまして切実に求められている。

 ハンギョレ新聞社が28日に「激変の時代、リーディング国への道」をテーマに開催した第17回アジア未来フォーラムは、このような激変を乗り越える知恵を持ち寄る場だった。基調講演に立った米国アメリカン大学のアミタブ・アチャリア特別教授は、今後の世界は単極でも多極でもない「マルチプレックス世界(多重的世界)」へと再編されるだろうとの見通しを示した。それは、マルチプレックス映画館で複数の映画が同時に上映されるように、大国と中堅国、国際機関、企業、市民社会団体などの様々な主体が安全保障、経済、気候、技術などの課題ごとにリーダーシップと責任を分け合う多元的秩序を指す。同氏は「先導国とは単に力の強い国ではなく、協力の新たな道を見出す国」だと述べ、韓国は大国とグローバルサウスをつなぐかけ橋として、AIガバナンス、再生可能エネルギー、半導体技術をてことして技術リーダーシップを発揮しうると語った。李在明(イ・ジェミョン)大統領がこの日のフォーラムに送った祝辞(ウィ・ソンラク国家安保室長が代読)で「今年9月の国連総会で、グローバルAI基本社会、グリーン大転換、エネルギー供給網のための連帯という3つのビジョンを提示した」と語ったのと同様の文脈だ。

 協力の前提は自強だ。国立外交院のキム・フンギュ院長は基調演説で、同盟を絶対的価値とする外勢依存的思考から脱して自強を中心に据えたうえで同盟と国際連帯を結合する「全天候生存戦略」を提示しつつ、戦時作戦統制権の返還が必須条件だと強調した。大邱大学のキム・ヤンヒ教授は、経済、技術、安全保障などのグローバルネットワークが重なり合う中、他国との代替が困難な「節」となって交渉力と自律性を高める「戦略的結節国」を経済安全保障のビジョンとして提示したうえで、包括的・先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)への加盟を主張した。

 リーディング国の力は、何よりも中から生まれる。絶え間ない革新によって持続可能な成長を実現し、その成果が国民すべてに均等に行き渡ってはじめて、社会統合は可能になる。李大統領が「成長の果実を共に分かち合い、誰も疎外されない国こそが真のリーディング国」だと述べたのも、同じことを意味する。自強で鍛えられた内部の力を基盤として、国際協力と連帯へと向かわなければならない。能動的な外交で大国とグローバルサウスの橋渡し役を果たした時、韓国は大激変の時代におけるリーディング国としての地位を確立しうる。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1284659.html韓国語原文入力:2026-10-28 18:04
訳D.K

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