イランが米国・イスラエルとの戦争に関して提案された臨時停戦案を拒否し、戦争の永続的な終結を求めた。
6日(現地時間)、イラン外務省のエスマイル・バガエイ報道官は、官営「IRNA通信」を通じて、「戦争を終結させ、再発を防ぐことが目標だ」とし、一時的な停戦はむしろ相手が陣形を整えて戦争を継続する時間稼ぎになると述べた。
イランは仲介国を通じて停戦案に対する姿勢を伝えたという。エジプトにあるイラン利益代表部のモジタバ・フェルドゥシプール代表は、AP通信に対し「単なる停戦は受け入れられない」とし、「再び攻撃されないことが保証された戦争の終結のみ受け入れる」と述べた。イランは、戦争の完全終結▽制裁解除▽戦後復興▽ホルムズ海峡の安全通行体制の構築などを求めているという。
これに先立ちロイター通信は、米国とイランが交戦停止の提案を受け取っており、この案が同日発効する可能性があると報じていた。また、米国とイラン、地域の仲介国は2段階の合意の一環として、45日間の停戦を議論しており、これは最終的に戦争の完全な終結を目指す案だと報道した。ただし、バガエイ報道官はこの報道について具体的なコメントはしていない。
バガエイ報道官は、米国がパキスタンを通じて提示した15項目の要求案に対し、イランが対応策を用意しており、「必要な時点で公開する」と述べた。同提案については「過剰に異常かつ非論理的だ」と批判し、米国との交渉については「非常に苦い経験がある」と強調した。
また「最後通告と犯罪、戦争犯罪の脅しと外交交渉は決して両立できない」と主張した。これは、イランがホルムズ海峡を開放しなければ主要インフラを攻撃する可能性もあるとドナルド・トランプ大統領が警告したことに対する発言だ。
イラン軍のエブラヒム・ゾルファガリ報道官も、民間施設への攻撃が繰り返されれば「報復ははるかに広範囲になり、被害は数倍に拡大するだろう」と警告したと、準官営の「タスニム通信」が報じた。
今回の停戦拒否は、ドナルド・トランプ大統領がホルムズ海峡を直ちに開放しなければ大規模な追加攻撃を警告したことを受けて行われた。米国は期限を提示して圧力を強めており、仲介国は45日間の停戦で交渉の時間を確保しようとしているが、イランは「再攻撃の防止を条件とした永続的な戦争終結」を目指す姿勢を明確にしている。