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米国とイラン、互いに「地獄の扉が開く」…トランプ大統領「残り48時間」

登録:2026-04-06 06:32 修正:2026-04-06 07:09
韓国時間4月7日午前9時が期限
8日(現地時間)にイラン・テヘランで、米国とイスラエルの空爆とみられる攻撃の後、住宅地域の上空に黒い煙柱が立ち上っている=テヘラン/UPI・聯合ニュース

 米国とイランがそれぞれ相手に「地獄」を予告し、開戦から6週目に入った米国・イスラエルとイランの戦争の緊張が一層高まっている。ドナルド・トランプ米大統領は、現地時間の4日、イランに対しホルムズ海峡を48時間以内に開放しなければ「地獄を見ることになる」と警告し、さらなる軍事対応を示唆した。イランは「地獄の扉はあなたたちに開かれるだろう」と即座に反論した。その中で米国は、イランで撃墜され24時間以上孤立していたF-15E戦闘機のパイロットの救出に成功した。

 トランプ大統領はこの日、ソーシャルメディアのトゥルース・ショーシャルへの投稿で、「交渉に取り組むか、海峡を開くかを決める10日間の時間を与えたことを覚えておくべき」としたうえで、「拒否すれば、48時間以内にあらゆる地獄が降り注ぐだろう」と書いた。5日にもトゥルース・ソーシャルに「火曜日(7日)はイランで『発電所の日』と『橋の日』が一つに合わさった日になるだろう」とし、「あのくそったれな海峡を開けろ、この狂った奴らめ。そうしなければ、地獄のような状況に陥ることになるだろう。しっかり見ておけ! アッラーを讃えよ」と綴った。予定された期限が過ぎれば、イランの発電所や橋などのインフラを大規模に破壊すると警告したのだ。トランプ大統領は先月26日、「イラン政府の要請に応じてエネルギー施設の破壊計画を10日間中止する。2026年4月6日午後8時(韓国時間7日午前9時)まで延長する」と述べた。10日間の期限が迫る中、強い警告を発したのだ。

 イランは直ちに対抗した。国営「IRNA通信」の報道によると、イラン中央司令部のアリ・アブドゥラヒ・アリアバディ司令官が「米国と敵のシオニストたちがイランのインフラを攻撃した場合、米軍が使用するすべてのインフラとイスラエル政権のインフラを破壊的な攻撃の対象にする。地獄の扉は門はあなたたちに開かれるだろう」と述べた。エスマイル・サガブ・エスファハニ副大統領(エネルギー最適化・戦略管理担当)も「地獄が広がることは認める。だが、それはあなたとあなたの同盟国にとってだ」とし、「原油価格1バレルあたり150ドル」、「中東同盟国への電力供給停止と水不足」、「米国の金融ショック」、「世界的なインフレーション」を招くと指摘した。さらに「我々も火をつけることはできる。あなたはその火を消すことができるのか」とトランプ大統領に問い返した。

 米国とイランの交渉は膠着状態にある。イランの国営メディアは、米国が第三国を通じて「48時間の一時停戦」を提案したが、イランがこれを拒否したと報じた。ただし、イランのアッバス・アラグチ外相は、パキスタンの仲介会談自体を拒否したことはないと述べた。アラグチ外相はソーシャルメディアのXへの投稿で、「我々はパキスタンの努力に深く感謝しており、イスラマバード(パキスタンの首都)へ行くことを拒んだことはない」と明らかにした。さらに「我々の唯一の関心は、この違法な侵略戦争を『決定的かつ永続的に終結させるための条件』が何かにある」と強調した。停戦ではなく、終戦を望んでいるという意味だ。

 両側の緊張が高まる中、イランが3日、米軍のF-15EとA-10など2機の戦闘機を撃墜し、衝撃を与えた。米軍機が戦闘中に撃墜されたのは、2003年のイラク戦争以降初めて。ただし、イラン国内で孤立していたF-15Eのパイロット2人は全員救出された。米特殊部隊数百名が大規模な空中支援の中で作戦を実施した。トランプ大統領は「米軍史上最も大胆な作戦の一つ」だと評価した。

ワシントン/キム・ウォンチョル特派員、キム・ジフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/1252759.html韓国語原文入力:2026-04-05 22:09
訳H.J

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