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国連「ウクライナ難民150万人…第2次大戦以降、欧州で最も速い難民増加に」

登録:2022-03-07 02:22 修正:2022-03-07 07:43
ロシアのウクライナ侵攻からわずか10日 
国連、最大400万人の難民を予想
ロシアの侵攻を逃れてウクライナを脱出した難民たちが6日(現地時間)、ウクライナと国境を接するポーランドのメディカに設けられたテントの中で休息を取っている=メディカ/AP・聯合ニュース

 国連は6日、ロシアの侵攻から逃れてウクライナを脱出した難民が150万人を超えていると発表した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこの日、ツイッターで「過去10日間に150万人以上の難民がウクライナから隣接する諸国へと国境を越えた」と発表した。国連はこれについて「第2次世界大戦以降、欧州で最も速い難民増加の危機」と説明した。

 国連のスタッフは、ロシア軍が首都キエフ(現地読みキーウ)などをはじめとするウクライナへの攻勢を拡大すればするほど、難民はさらに増えると予想すると述べた。

 ポーランドの国境警備隊は6日、先月24日にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以降、92万2400人のウクライナ人が国境を接するポーランドに避難したと発表した。難民はハンガリー、モルドバ、ルーマニア、スロバキアなどに到着している。

 国連は、今回の事態で難民が最大で400万人発生する可能性があると先月25日に推定している。

ファン・ジュンボム記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1033768.html韓国語原文入力:2022-03-06 21:39
訳D.K

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