本文に移動

世界で「最も暮らしやすい都市」は?…コロナが大きく影響

登録:2021-06-11 03:14 修正:2021-06-11 10:07
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(左)が2018年6月、オークランドの公共病院で配偶者のクラーク・ゲイフォードと共に、出産後初のメディアのインタビューに応じている/EPA・聯合ニュース

 ニュージーランドのオークランドが、今年の最も暮らしやすい都市に選ばれた。

 「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」は最近「2021年世界生存可能性指数(Global Liveability Index 2021)」と題する報告書をまとめ、このように発表した。同報告書は、世界の140都市を対象として安全性、基盤施設、教育、医療施設へのアクセス性などの要素を評価して作成された。

 今年は特に、新型コロナウイルス防疫が都市評価に大きな影響を及ぼしたため、欧州の都市が上位から後退し、ニュージーランド、オーストラリア、日本の都市が高い点数を得た。例えば2018年、2019年と連続して1位だったオーストリアのウィーンはベスト10圏外となった。

 上位10位の都市は、1位のオークランドに次ぐ2位が日本の大阪、3位がオーストラリアのアデレード、4位がニュージーランドのウェリントン、5位が日本の東京、6位がオーストリアのパース、7位がスイスのチューリッヒ、8位がスイスのジュネーブ、9位がオーストラリアのメルボルン、10位がオーストラリアのブリスベンだった。

 報告書を発表したエコノミスト・インテリジェンス・ユニットは、英国の週刊誌『エコノミスト』を発行するエコノミスト・グループの研究所。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/998768.html韓国語原文入力:2021-06-10 10:30
訳D.K

関連記事