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現代自動車の電気バスが日本の世界自然遺産・屋久島を走る

登録:2024-07-23 19:31 修正:2024-07-24 00:35
現代自動車が日本に供給するEVバス「エレクシティタウン」=現代自動車提供//ハンギョレ新聞社

 韓国自動車メーカー大手の現代自動車が、日本の電気自動車(EV)バス市場に進出する。

 現代自動車は23日、日本のいわさきグループと無公害のEVバス「エレクシティタウン」(Elec City Town)の購入意向書を18日に交わしたと明らかにした。いわさきグループは、鹿児島県を中心に運輸・観光サービス業を営む企業。現代自動車はいわさきグループに来年第1四半期までに計5台のEVバスを供給することにした。

 現代自動車が日本にEVバスを供給するのは今回が初めて。EVバスは屋久島の路線バスとして運行される予定だ。屋久島は1993年、ユネスコの世界自然遺産に選定された。

 EVバスは現地の状況に合わせて特化開発された全長9メートル級の中型低床バスとして作られる。145キロワット時(kWh)容量のバッテリーと最高出力160キロワット(kW)を発揮する高効率モーターも搭載される。1回の充電で最大走行距離は220キロメートル(日本基準)以上を確保する予定だ。

 現代自動車の関係者は「ユネスコ世界自然遺産に選ばれた屋久島に、現代自動車としては日本内初のEVバスであるエレクシティタウンを供給することになり意味深い」と述べた。

チョン・スルギ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/marketing/1150291.html韓国語原文入力:2024-07-23 14:41
訳J.S

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