本文に移動
全体  > 経済

韓国、7月1~20日の輸出は15%減少…10カ月連続で減少予想

登録:2023-07-21 19:32 修正:2023-07-22 09:26
関税庁、7月1~20日輸出入現況
釜山港神仙台埠頭の野積場に輸出コンテナがぎっしり積まれている/聯合ニュース

 韓国の7月1~20日の輸出は1年前より15%減少し、10カ月連続で減少の可能性が高まった。

 21日、韓国関税庁が発表した7月1~20日の輸出額(通関基準暫定値)は312億3300万ドルで、昨年同期に比べて15.2%減少した。月間輸出額は前年同月比で昨年10月から先月までの9カ月連続で減少傾向を示している。

 1~20日の間で主要10大輸出の主力品目のうち、輸出額が増えたのは乗用車(前年同期比27.9%・以下同じ)、コンピューター周辺機器(16.8%)のみだ。半導体(-35.4%)、鉄鋼製品(-15.2%)、石油製品(-48.7%)など残りの産業の輸出額はすべて減少した。

 相手国別にみると、中国(-21.2%)、米国(-7.3%)、EU(-8.3%)、ベトナム(-22.6)など主要国向けの輸出が減少した。韓国の輸出が増えた国はインド(3.6%)、香港(21.1%)の2カ国にとどまった。

 同じ期間に輸入額は325億9400万ドルで28.0%減少した。貿易収支は13億6100万ドルの赤字を記録した。貿易収支は先月、16カ月ぶりに黒字(11億3千万ドル)に転換した。今年に入って7月20日までの累積貿易赤字は278億2700万ドルだ。

アン・テホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1101141.html韓国語原文入力:2023-07-21 10:35
訳J.S

関連記事