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[W杯]韓国対ポルトガル戦の主審の驚くべき記録…1試合で10人退場も

登録:2022-12-02 08:45 修正:2022-12-02 10:32
ファクンド・テージョ審判/EPA・聯合ニュース

 「カードの伝説」がポルトガル戦に登場する。

 国際サッカー連盟(FIFA)は1日、3日(韓国時間)午前0時に開かれる韓国対ポルトガルの2022カタール・ワールドカップH組最終戦の主審に、アルゼンチン出身のファクンド・テージョ審判を割り当てた。テージョ氏は2013年からアルゼンチンのプリメーラ・ディビジオン(1部リーグ)で活動し、国際審判は2019年から担当を始めた。

 テージョ氏には特異な経歴がある。いわゆる「レッドカード10枚」事件だ。テージョ氏は先月7日、アルゼンチンで開かれたカップ大会決勝戦で主審を担当したが、その日の1試合で何と選手10人を退場させたのだ。

 当時、ラシンのカルロス・アルカラスが1対1の同点の状況で、延長後半13分にゴールを入れた後、ボカ・ジュニアーズのファンたちの前でゴールセレモニーを行ったのが発端だった。怒ったボカ・ジュニアーズのファンたちがアルラカスを取り囲み、言い争いになった。これに対しテージョ主審は、ボカ・ジュニアーズの選手5人に次々と退場を命令した。

ファクンド・テージョ主審がアルゼンチンリーグの試合で反則を犯した選手に警告を与えている/AP・聯合ニュース

 すでに2人が退場させられていた状態だったボカ・ジュニアーズは、合計7人がレッドカードを取られ、これ以上試合を継続できなかった。テージョ主審はこの日の試合で、アルラカスなどラシンの選手3人にもレッドカードを与えた。合計10人が退場させられたのだ。

 テージョ主審は、今回のワールドカップでは、これに先立ちスイス対カメルーンの試合を担当した。その際、スイス2人、カメルーン1人が警告を受けた。

 ポルトガル戦では、テージョ主審と同じアルゼンチン出身のエゼキエル・ブライロフスキー副審とガブリエル・チャデ副審が息を合わせる。

 予備審判はセネガル出身のマグエッテ・エンディアイェ審判、ビデオ判定(VAR)審判はコロンビアのニコラス・カヨ審判が務める。

イ・ジュンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/soccer/worldcup/1069738.html韓国語原文入力:2022-12-01 12:31
訳M.S

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