本文に移動

リビア 市民軍どうしが交戦…13人 死亡

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/505481.html

原文入力:2011/11/14 22:30(931字)
イ・ヨンイン記者


原因不明…過渡政府 治安力 不在


ムアマル カダフィ前リビア最高指導者の死亡以後、市民軍の内部葛藤が高まり、市民軍どうしが数間交戦を継続しており13人が亡くなった。カダフィ退陣以後、市民軍どうしの交戦は時々あったが、このように多くの犠牲者が出たことは今回が初めてだ。これに伴い、リビア過渡政府の秩序回復能力に対する憂慮がますます大きくなっている。

<AP>通信は13日、トリポリ西方に約15km離れた海岸都市ジャウィヤと付近の部族地域であるワルセパナ地域で市民軍が四日間にわたり交戦を継続していると報道した。 通信は現地病院医師などの話を引用し、ジャウィヤで4人、ワルセパナで9人など少なくとも13人が亡くなったと報道した。特に12日以後の二日間で100名が負傷した。


目撃者は双方がロケット砲と迫撃砲、機関銃などを動員し戦闘を行ったと伝えた。 ジャウィヤ兵士たちは都市周辺に200m間隔でバリケードを築き検問検索をしており、彼らが車のトランクと身分証を検査しているため検問所が混雑した状態と通信は報道した。


両陣営が武力争いを行っている原因は明らかになっていない。ただし、ワルセパナ市民軍がカダフィ政権と関わったため等の誹謗性格のうわさだけが流れている。ムスタファ アブドルジャリル過渡政府委員長は週末に両者の元老が集まり紛争を解決したと主張したが、戦闘は続いている。


先月20日にカダフィが死亡して以来、市民軍どうしが武力衝突した事件が何度も起き、カダフィ追放の先頭に立った市民軍の武装解除と秩序回復が緊急な課題に浮上しているものの過渡政府が早急にこれを解決するのは難しいとみられる。アブドルジャリル委員長は高い失業率に言及しながら、武装市民軍らに働き口や教育訓練のような代案を提供することが最優先課題と指摘した。


イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr


原文: 訳J.S