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ロシア監獄、金持ちには天国

https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/493563.html原文入力:2011/08/26 20:29(879字)
イ・ヒョンソプ記者

議員補佐官服役経験暴露
ウイスキー・寿司に旅行も可能

その気になればウイスキーを飲んで、頻繁に寿司を食べて、休暇シーズンにイタリア旅行にも行く。かなりいい生活をしている中産層の日常に見えるこの生活は、実はロシア監獄で囚人たちが享受することができるものなどだ。ただし、お金があるならばの話だ。
横領容疑で2006年に9年の刑を受けて最近まで服役した前国会議員補佐官アンドレイ(仮名)が、最近、ロシアのマスコミとのインタビューで「金さえあれば、ロシアの監獄では何でもできる」と明らかにして話題になっていると、イギリス「インディペンデント」紙が報道した。

彼はインタ ビューでウイスキーを飲んで衛星放送を楽しんでいる場面など、何枚かの写真を証拠として提示した。金さえ払えば、監獄の敷地に用意された夫婦訪問のためのホテルに泊まることができるし、夜に帰って来さえすれば、いつでも外に出ることができるとも言った。彼は「私は外に出て映画を見て、誰でも連れて帰って来ることができた」と付け加えた。彼は趣味でマウンテンバイクに乗っている写真を公開し、甚だしくはイタリア旅行へ行ったりしたと述べた。彼は自分が払った金は、政府支援が不足な監獄を修理するのに使われ、金持ちの彼を自分が管理する区域に連れて来るために、看守たちがけんかをしたりしたと主張した。

ロシアでは最近、ある監獄で囚人たちがパーティーをしている写真がインターネットで広がり大きな問題となった。写真で囚人たちは、他のおいしい食べ物と共にマクドナルドハンバーガーを食べていた。夫が刑務所に収容されているロシア記者のオルガ・ロマーノフは最近、自分が夫の拘束後9ヶ月の間に、約2万ユーロ (3100万ウォン)をあらゆる名目のわいろとして捧げたと告白した。

イ・ヒョンソプ記者
原文: 訳M.S