原文入力: 2011/08/17 10:46(929文字)
チョン・ナムグ 記者
北海道地方自治体キャラクター…管理職員がツイート
「アジア犠牲 2千万人、日本が侵略戦争を始めた」
「日本の犠牲者310万人、日本によりアジアの多くの国々で被害を被った人は2000万人。だれの目に見ても、日本の侵略戦争がすべての始まりだった」
14日、日本北海道長万部町(町は基礎自治体)の公式キャラクター「まんべくん」がツイッターにこんな文を書いた。まんべくんは、「明日は終戦記念日だから戦争の勉強をしよう」という風に書いた後、「兵士たちは悪くない。悪いのは国家だった。従わなければ殺されたので、兵士たちは被害者だ」と付け加えた。
このツイートが掲載されるとインターネットで論争が起き、長万部町役場に「町の公式見解か」と問い合わせる電話とメールが殺到したと、時事通信は伝えた。実際、日本のインターネットサイトでは、まんべくんの名前でツイートを書いた人を「国家の敵」などと批判したり、「在日韓国人」ではないかと言う非難の書き込みであふれた。
町役場がツイートを削除していないので抗議電話をしようという主張も少なくない。ヤフージャパン掲示板に掲載された投稿を見ると、「日本が戦争に対して、きちんと反省していない」との書き込みは極めて一部で、残り大部分は、まんべくんの発言や町役場の行動を批判する内容だ。
時事通信は、「まんべくんが長万部初の公式キャラクターイメージとは隔たった毒舌で人気を呼んでいる」、「以前にもある芸能人を批判した後、謝ったことがある」と指摘したりした。まんべくんツイーターのフォロワーは15日、8万8000人から16日正午頃には9万2600人に増えた。
まんべくんは去年10月からツイーターを始めた。町はツイーターなどをウェブサイト製作会社に任せて委託管理しており、該当の書き込みは長万部町出身のある会社男性職員が書いたと時事通信は伝えた。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/492055.html 訳 M.S