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‘不法盗聴 暴露’記者 遺体で発見

https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/488177.html

原文入力:2011/07/19 21:47(916字)
イ・ボニョン記者

英国議会 聴聞会 翌日に控え
警察 "犯罪の犠牲になった可能性は低い"

英国<ニュース オブ ザ ワールド>盗聴事件で内部告発者の役割をしたこのメディアの前記者が18日(現地時間)突然、遺体で発見された。ルパート マードック ニュースコーポレーション会長らに対する議会聴聞会を翌日に控えた時点のためだ。
英国<ガーディアン>は<ニュース オブ ザ ワールド>の、前記者ショーン ホアがロンドン北部ワッポドゥの自宅で遺体で発見されたと報道した。警察は「死因が明確でないが怪しい点は発見されなかった」としてホアが犯罪に巻きこまれた可能性は低いと説明した。ホアはアルコールと薬品中毒のためにリハビリ治療を受けていた。

しかしマードック父子とレベッカ ブルックス前<ニュース オブ ザ ワールド>編集長、ポール スティーブンソン前ロンドン警察庁長官など主要関連者らに対する議会聴聞会の直前に偶然にも内部告発者が亡くなったため疑いが生じている。ホアは昨年9月<ニューヨーク タイムズ>とのインタビューを通じて<ニュース オブ ザ ワールド>の盗聴が単発性ではなく、組織的で蔓延した慣行だったと暴露した人物だ。彼は特にこのメディアの編集長出身でデビッド キャメロン英国総理の公報責任者に起用されたアンディ クールソンが盗聴を積極的に促したと主張した。先週にも警察と<ニュース オブ ザ ワールド>の情報取り引きを暴露した。

ホアの死因について現地言論は自殺の可能性もあると報道した。反面、一部隣人は「ホアが逮捕されるかも知れないという不安感を表していた」と話し、疑問が深まっている。

一方<ブルームバーグ ニュース>はマードックがニュースコーポレーションの最高経営者の席をチェース ケリー副会長に譲り渡すことを考慮していると報道した。

イ・ポニョン記者 ebon@hani.co.kr

原文: 訳J.S