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世界社会フォーラム 出席 南米首脳たち “資本主義変化起きている”

原文入力:2009-01-30午後11:17:15
各国活動家 12万人 ブラジルに集まる
南米首脳たち “オバマが変化の象徴”

パク・ミンヒ記者

←ブラジル ペルレンで開かれている世界社会フォーラム(WSF)に参加した南米各国首脳が29日手を掲げている。左からフェルナンド・ルーゴ パラグアイ大統領,エボ・モラレス ボリビア大統領,ルイース・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ ブラジル大統領,ラファエル・コレア エクアドル大統領,ウゴ・チャベス ベネズエラ大統領. この写真はブラジル側が配布した。 AP連合

新自由主義と世界化が失敗宣告を受け世界経済の代案を探そうとする進歩陣営の集いである第9回世界社会フォーラム(WSF)では‘新しい世界は可能だ’という変化の希望がいつにも増して大きくなっている。

ブラジル北部アマゾン川河口の都市ペルレンで開かれた今年の社会フォーラムには全世界12万余の市民運動家と活動家が集まった。フォーラム三日目の29日、行事場所に集まったルイース・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ ブラジル大統領,ウゴ・チャベス ベネズエラ大統領,エボ・モラレス ボリビア大統領など南米の左派首脳たちは‘人間性を破壊する市場中心資本主義を治癒する’ 変化が起きていると強調した。米国のジョージ・ブッシュ前大統領に対する批判とバラク・オバマ大統領に対する期待も交差した。

聴衆らの歓呼の中に登場したルーラ大統領はオバマ行政府の登場が左派の進歩が実際なされているという象徴だと強調した。彼は「40年前マーティン・ルーサーキング牧師を撃ち殺した国で黒人大統領を選んだことは想像しにくいこと」としながら「私たちが願う速度ほどではないが、明らかに変化が起きている」と話したと<AP>通信が伝えた。ルーラ大統領は米国のイラク侵攻とブッシュ行政府を非難して「世界は人々の声に耳を傾けようとしない大統領を選んではいけない」と語った。労組指導者出身のルーラ大統領は、去る3年間に参加した‘裕福な人々の祭り’ダボスフォーラム(世界経済フォーラム)に今年は行かず世界社会フォーラムに戻った。

ウゴ・チャベス ベネズエラ大統領は「オバマが変化をもたらすかもしれない。しかし幻想は持っていない」と語った。彼はオバマ米国大統領のグアンタナモ収容所閉鎖決定が「米国の変化のための信号」と歓迎し「キューバ領土のグアンタナモはキューバに返還されなければならない」と力説した。

世界を危機に追いやった米国式新自由主義に対する批判と共に、もう少し公平で人間の顔をした経済的代案を探さなければならないという声も高かった。経済学者出身のラファエル・コレア エクアドル大統領は「貪欲と利己主義に土台を置いた新自由主義政策は失敗に終わった誤ったシステム」としながら、新自由主義が惹き起こした経済危機を治癒するのに共に対応しなければならないと話した。彼は「南米が200年前に植民支配から独立して以来、経済的に第2の独立を成し遂げる時期になった」として、南米単一通貨を創設し各国の中央銀行を一つに合わせ運営しなければなければならないと提案した。フェルナンド ルーゴ パラグアイ大統領は「南米は変化しており、北側(米国)も変化するという希望を見ている。私たちは彼ら(米国)があれほど効率的だと宣伝した経済政策が失敗したのを見た」と話した。

パク・ミンヒ記者minggu@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/336043.html

原文: 訳J.S