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中国‘白頭山観光’勢い加速

原文入力:2009-08-16午後08:39:12
長白山空港 開港 1年‘ガヤガヤ’…‘白頭山 中国化’注力

ユ・ガンムン記者

←白頭山を中国では長白山と呼ぶようです。写真は白頭山登攀チケット. (c)インターネットニュース ウイルス

中国最初の森林空港として建設された長白山(白頭山)空港が昨年8月開港して以後、白頭山観光の新しい拠点に浮上した。長白山空港は建設当時から白頭山観光を拡大しようとする中国政府の戦略が本格化するためのものではないかという指摘を受けてきた。

長白山空港は夏の休暇シーズンを迎え観光客で混みあっている。14日夕方8時30分北京に発つ南方航空の飛行機には乗客180人余りがぎっしり埋まった。ある乗務員は「13日にも180人余りを乗せ北京に入った」として「この頃は観光シーズンだと空の座席がない」と話した。

空港には白頭山観光を広報する展示物があちこちに貼られている。1階と2階をつなぐ壁には‘天下に大きな美があるが吉林の長白山だ’と書かれた大型広報物が貼ってある。空港売店は高麗人参と鹿茸,キノコなど白頭山の特産物を売り買いする人々で混みあう。

長白山空港は大峡谷で有名な白頭山の西側を見物する関門だ。西側山門まで車で30分で到着する。近所には松江河と山門をつなぐ道も新しく建設されている。山門付近にはホテルを作っていると思われる工事が真っ最中だ。松江河では150中国元程度で山門まで行き来する車両を簡単に見られる。

航空便も着実に増えている。現在、南方航空が北京からのみ1日3回こちらまで運行する。長春とこちらをつなぐ航空便も開設されている。幅45m,長さ2600mの滑走路を保有していて大型旅客機着陸も可能だ。住民たちは国際線運航まで期待している。

中国は長白山空港開港を契機に白頭山を観光資源化することに注力している。吉林省は第11次5ヶ年計画(2006~2010年)期間に高句麗遺跡と白頭山を活用した観光産業発展を重点事業に設定している。昨年8月の開港式には李長春政治局常務委員が参加したと分かった。

長白山空港が活性化し延吉空港を利用した白頭山観光客の足が分散している。延吉空港に降りれば白頭山北側まで5時間近く車に乗って行かなければならない。西側まで行くなら更に2時間行かなければならない。

最近では白頭山観光客の主流も韓国人から中国人に変わっている。吉林省政府は中国南部の観光客を誘致するために夏に限定されていた白頭山観光を冬季に拡大する計画だ。

長白山空港/ユ・ガンムン特派員moon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/china/371500.html 訳J.S