原文入力:2012/09/23 21:31(1065字)
事態解決ための交渉も困難に
日本の尖閣列島(中国名 釣魚島)国有化を巡る葛藤の余波で中国が来週に予定された中-日修交40周年公式記念式を延期した。
<新華社通信>は中国対外友好協会関係者を引用して「中-日修交40周年記念式日程を調整し、適切な時期に開く事を決めた」として「中-日関係の現状を根拠に判断した」と23日報道した。 中国側はこの日修交40周年記念式を延期することにしたという内容を日本側参加者に通知したと<朝日新聞>等、日本マスコミが伝えた。
両国は27日中国北京人民大会堂で修交40周年記念式を開催する予定だった。 5年ごとに開かれる修交記念式が延期になったことは初めてだ。 尖閣列島を巡る中-日葛藤が悪化した中で、中国が現時点では両国関係の改善に乗り出さないという断固たる信号を送ったものだ。 中国共産党指導部は今は中-日関係を改善する時期ではないとの判断をしたと見られ、事態解決のための交渉は難しくなったと<朝日>は分析した。
尖閣諸島を巡る中国と日本の神経戦も加熱している。 中国国家海洋局は釣魚島など領土紛争地域に対する無人偵察機の運用を本格化する予定だと<新華社通信>が23日報道した。 国家海洋局は0.1m大の物体も識別できる無人偵察機を実用化する計画であり最近テスト基地を選定したと明らかにした。
これに先立ち中国外交部は日本の警察が尖閣列島に上陸するや強く反発した。 沖縄県警など数十人は去る21日暴動鎮圧用の服装と装備を備えて尖閣列島の魚釣島に上陸したと<共同通信>などが報道した。 日本は台湾船舶‘タハン711号’に搭乗した活動家の上陸を阻むためのものと明らかにしたが、中国側では日本が釣魚島の実効支配を誇示するための措置と見ている。 中国外交部 洪磊スポークスマンは23日 「数人の日本人たちが釣魚島に上陸したことは中国領土主権に対する厳重な侵害」と非難しつつ、「中国政府はすでに日本政府に強く抗議した」と明らかにした。
去る18日以後、尖閣列島周辺で日本が‘領海’または‘接続水域’と主張する海域に入ってきた中国政府の船舶は計20隻に達した。
北京、東京/パク・ミンヒチョン・ナムグ特派員 minggu@hani.co.kr
原文: 訳J.S