原文入力:2012/06/19 17:06(1004字)
←グーグル本社. ハンギョレ資料写真
韓国 昨年257件 要請
我が国の情報・捜査機関がグーグルに要請する利用者個人情報件数が急速に増加していることが明らかになった。
グーグルが18日(現地時間)公開した‘透明性報告書’によれば、韓国政府は2011年下半期、グーグルに257件の個人情報を要請し、この内の37%は全体あるいは一部の個人情報を提供されたことが分かった。 2010年下半期には190件の個人情報を要請し、この内45%の情報を入手した。 グーグルはこの他にも2011年韓国政府の削除要請により食品医薬品安全庁規定に違反した広告441件を削除したと付け加えた。
グーグルに対する個人情報要請は他国の政府機関も例外ではない。 特に、米国政府が昨年下半期にグーグルに要求した個人情報は6321件にもなった。 上半期の5950件に比べて6.2%増加し、前年同期の4601件に比べれば34.7%も増えた。 グーグルが米国政府の要請に対して一部資料でも提供した比率は昨年下半期の場合、93%に達する。
昨年下半期、米国以外地域の個人情報要求件数は1万1936件で、前年同期の9600件に比べて24.3%増えた。 グーグルの先任政策アナリストは「驚くべきことは表現の自由が危機に処したという警告ではなく、このような要請が検閲疑惑から自由な西欧の民主主義国家から来ていること」と明らかにした。 米国の経済専門紙<フォーブス>インターネット版は「グーグル以外の他のインターネット企業等も類似の形態で政府に個人情報を提供している可能性もある」と指摘した。
グーグルは各国政府の検閲に対応して、2009年下半期から6ヶ月に一回ずつオンライン透明性報告書を公開しているが、今回が5回目だ。 グーグル検索エンジンとユーチューブなどグーグル サービスを利用している10億人以上の利用者に対して、どの国家がどれだけの個人情報を要求したのか、コンテンツ削除要請はどれだけあったのかを確認できる。
チョン・ジョンユン記者 ggum@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/538505.html 訳J.S