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日本右翼、慰安婦写真展の作家を‘威嚇’

原文入力:2012/06/05 22:13(1022字)

←去る5月25日、日本、東京、有楽町のニコン本社前で、ある右翼団体会員たちが在日写真家アン・セホン氏の写真展と関連して街頭演説をしている。 主権回復を目指す会ホームページ画面キャプチャー

アン・セホン氏の身上はたきに電話・脅迫手紙まで… "講演会阻止" 扇動も
日本のカメラ会社ニコンが運営するニコンサロン側から‘中国に残された朝鮮人元日本軍「慰安婦」の女性たち’写真展示会計画を突然取り消された在日写真作家アン・セホン(40)氏に対し、日本右翼が直間接的に威嚇を加えている。 インターネットに身上情報を公開し、電話をかけ何も言わずに切る事実上の威嚇電話がアン氏側にほとんど毎日かかってきている。 10日、三重県、四日市市で開く予定のアン氏の写真講演会行事場所前では右翼団体がデモも予告している。

 日本右翼と推定されるネチズンは先月下旬からインターネットに動画を上げて、10日の四日市市市民交流会館第3会議室で開く予定のアン氏の‘慰安婦ハルモニ写真講演会’に抗議することを扇動している。 右翼団体‘在日特権を許さない市民の会’はこれと関連してホームページに「講演会阻止のために市庁に抗議電話を継続しており、アン氏が名古屋市の賃貸住宅を住居目的の他に業務にも使っていることに対し管理機構に調査を要求している」として 「講演会を阻止するために全力を尽くすものであり、阻止できなかった場合には講演会場前で街頭デモを行う」と明らかにした。

 アン氏は「家や事務室に一日1~2通ずつ誰かが電話をかけてきて、何も言わずに切ることが繰り返されている」として「差出人を明らかにせずに手紙を送り、(慰安婦問題に対して) ‘嘘つくな。韓国に帰れ’と要求したこともある」と伝えた。 アン氏は「自宅および事務室住所と電話番号、そして周辺人物に対する身上情報も誰かがインターネットに全て公開した」と話した。 アン氏の写真展実行委員会は予定通り四日市市講演会を推進し、ニコンサロンが取り消しさせた東京、新宿写真展も本来の日程に合わせて25日に作品を持って行き設置を試みる計画だ。

東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/536315.html 訳J.S