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サルコジ、31年ぶりの単任大統領 不名誉

https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/531620.html

原文入力:2012/05/07 18:52(738字)

"皆さんの中の1人として残る"

 フランソワ オランド社会党候補の大統領当選が確実視されるやニコラ・サルコジ フランス大統領は自身の敗北を認めた後、政治一線からも退く意向があることを表わした。

 1981年ジスカール・デスタン当時大統領以来、31年ぶりに現職大統領としては初めて再選に失敗したサルコジは6日(現地時間)支持者の前での演説を通じて「フランス国民は自分たちの選択をし、フランソワ オランドはフランスの大統領であり尊敬を受けなければならない」と自身の敗北とオランドの当選を認めた。

 サルコジは自身の今後の去就については政治一線から退くと話しながらも余地を残した。 彼は「こういう新しい時代に私は皆さんの中の1人として残るものであり、私の席は今と全く同じではないだろう」と話した。 政治の一線からは退くとしながらも完全な引退は明らかにしなかったわけだ。 彼は去る1月、大統領選挙で敗北すれば政治から完全に引退すると明らかにした経緯がある。

 サルコジの所属党である大衆運動連合の指導者もサルコジが自分たちに来る6月の議会選挙で指導者として陣頭指揮しないと明らかにしたと伝えた。 だが分裂した右派政党らが大衆運動連合に統合された以後、この政党を政府与党に‘作り上げた’サルコジの政治的比重を勘案すれば、来る6月の議会選挙で彼の影響力はどんな形でであれ発揮されるものと見られる。

チョン・ウイギル先任記者 Egil@hani.co.kr

原文: 訳J.S