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‘狂牛病牧場’も見に行けなかった調査団

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/531352.html

原文入力:2012/05/04 20:18(1036字)

農場主と第3の場所で面談
州 団長 "韓国言論の関心を理由に…"

 米国産牛肉の安全性を確認するために米国を訪問中の民官調査団は3日(現地時間)カリフォルニアで狂牛病発病の事実を初めて確認した加工工場などを訪問し、該当乳牛の牧場主に会った。 しかし調査団は狂牛病乳牛の発見がサンプル テストに偶然に含まれたのではないかという問題に対する消費者の心配を明確に解決できずにいる。

 調査団長を引き受けたシュ・イソク農林水産検疫検査本部疾病防疫部長はこの日ハンフォードの加工工場2ヶ所を訪問した後、宿舎で記者たちと会い「問題の乳牛は牧場で死んだ後にレンダリング業者(加工工場)に送られたが、狂牛病検査で陽性反応が出てきた後、埋没地に行き、脳サンプルは(UC デービスにある)実験室に送られた」と語った。 チュ部長はまた「レンダリング業者に送られた牛は食用には使われず肥料として使われる」と強調した。 狂牛病牛の発見初期に米政府とマスコミを通じて明らかになった内容を再確認しただけの水準だ。

 チュ部長はまた「死んだ牛なのでプロトコルに従ってサンプルを採取した」として「米国の狂牛病予察システムがきちんと作動しているという点を確認した」と話した。 この処理場は病気で死んだり異常症状を見せて安楽死させるなど正常な屠殺過程を経ずに死んだ家畜の死体を焼却する施設だ。 処理過程で油脂、コラーゲンなどを抽出し各種工業用原料を作り、焼いた死体は肥料原料として使う。 この処理場は調査団が訪問している間、韓国取材陣の接近を阻むために進入路をトラックで遮るなど敏感な反応を示した。 調査団は狂牛病が発生した牧場の農場主と第3の場所で別途面談を持ったが、対話内容については明らかにしなかった。

 チュ部長はまた「言論がいなかったら(牧場)主人が安心して公開した部分も(言論の関心のために)敬遠して(調査に)大きく制限を受けている」として「メディアで過度に報道をして韓国人と会うこと自体を敬遠している」と話した。 韓国言論の米国産牛肉狂牛病報道のために調査がきちんと出来ずにいるという主張を再び展開した。

フレズノ/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S