原文入力:2012/01/02 23:01(712字)
チョ・イルジュン記者
米国の制裁に強硬対応 方針
イランの核開発を巡るイランと西側の軍事的緊張が急激に高まっている。
イランは新年初日、ホルムズ海峡で中距離ミサイルを試験発射したのに続き、2日(現地時間)には長距離ミサイル試験発射を強行した。
イラン海軍のマムード ムサビ副司令官は「長距離地対艦ミサイルであるカデル ミサイルを試験発射し、ペルシア湾の仮想目標物を正確に破壊した」と明らかにしたとイランのニュース通信<IRNA>が報道した。 カデル ミサイルは射程距離200kmを低高度で巡航できる長距離ミサイルで、地上や艦艇から海上目標物を狙う。
イラン海軍の今回のミサイル試験発射は先月24日から3日まで10日間の日程で実施中の大規模機動訓練の最終段階と思われる。
イランは西欧の石油禁輸措置など追加制裁警告に対して全世界から海路輸送される原油の40%が通過するホルムズ海峡を封鎖すると威嚇するなど、強硬に対抗している。 マフムード・アフマディーネジャード イラン大統領は1日バラク・オバマ米国大統領がイラン中央銀行に対する制裁を規定した国防授権法案に署名したことと関連して「我々は国民が圧迫を受けないよう敵の陰謀に対抗し国民と祖国を保護しなければならない」として強硬対応方針を明らかにした。 チョ・イルジュン記者 iljun@hani.co.kr
原文: 訳J.S