原文入力:2011/12/09 19:06(1675字)
イム・インテク記者
ホン・ジュンピョ代表辞退まで
無償給食投票から‘DDoS’まで
"事実上勝った" 発言など、対応未熟
党刷新できず‘不名誉退陣’
←ホン・ジュンピョ ハンナラ党代表(中)が9日午後、ソウル、汝矣島(ヨイド)の党事務所で代表職辞退発表をするために会見場に入っている。 イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr
ホン・ジュンピョ ハンナラ党代表が党刷新の声に押されて結局‘不名誉’退陣した。去る7月4日の全党大会で有効投票数の36.7%の支持を得て代表最高委員に選出されて五月余ぶりだ。 当選直後に彼は 「非主流が主流になった」と話しもした。だが長くない期間、彼自らが「新聞を見るのがこわいほど」という程にハンナラ党は悪材料の連続だった。
ホン代表は9日午後3時、党事務所で記者会見を開き「最近一部で(私を)刷新の対象と目星をつけるのを見て本当に心が痛かった」として「政権与党代表として混乱を防ぐために党を刷新し内部整理をした後に辞退しようと思った私の意向も、既得権固守と罵倒されるのを見て、これ以上席にとどまることが無意味だと判断した」と代表職辞退の意向を明らかにした。
彼は前日、公認改革・再創党計画案を発表した後 「党代表としている間、この刷新作業にまい進する」として党内退陣圧迫に対抗したが、それがむしろ彼の退陣を催促する逆風として作用した。党内最大勢力を持つ朴槿恵前代表が彼に背を向けた気流が党内に伝播したことが決定的だった。ホン代表側は「パク前代表から直接受けたメッセージはなかった」として「風を見てこそ風がある事がわかる。ホン代表の役割が必要だと(パク前代表が)マスコミに一言だけ言えば変わったのに、それがなかったということが何を意味するか」と話した。ホン代表はこの日自宅で購読している5種の朝刊新聞を通じてパク前代表が自身を捨てたという意を間接的に確認したという。
党の庶民政策特別委員長、院内代表を歴任したホン代表は去る7月の全党大会で庶民政策推進、党優位の党-青瓦台関係など党刷新を誓った。以後、内谷洞(ネゴクトン)私邸計画撤回、追加減税撤回、民生予算反映などの問題を直接大統領に要求することもした。南北関係の基調変化を試みハンナラ党代表としては初めて北側開城(ケソン)工業団地を訪問することもした。
‘ホン・ジュンピョ号’を沈没させた契機は、オ・セフン前ソウル市長の無償給食住民投票まで遡る。住民投票敗北→オ・セフン 市長職辞退→アン・チョルス ソウル大融合科学技術大学院長 政界登場→ソウル市長補欠選挙敗北→朴槿恵大勢論崩壊と悪材料が続いた状況で弾けた‘DDoS悪材料’は彼に決定打を飛ばした。悪材発生の度にホン代表は「事実上は勝った」(無償給食投票) 「勝っても負けてもいない」(10・26補欠選) 「議員室でしたことでもない事で私がどうのこうの言うべきでない」(選管委DDoS攻撃事件)と話すなど、国民感情とかけ離れた対応で‘災い’を拡大した。女性記者暴言事件、女子大生卑下発言などもホン代表を崖っぷちに追い詰め、結局党内ですら刷新対象として指さされるようになった。
ホン代表は8日夕、記者たちに「党代表になった時、無償給食投票はすでに決まっていたし、それなりに止めようとしたオ・セフン市長の辞退も思い通りにならなかった。私が不正腐敗を犯したか。事態を収拾するのに大変で本当に刷新政策一つ行うことができなかった」として残念な気持ちを吐露した。彼は「私のように庶民立法発議を多くした人が他にいるか」として「それなのに私を刷新対象に追い立てている」と怒る場面もあった。
イム・インテク記者 imit@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/509436.html 訳J.S