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"MBは国を売り飛ばした売国奴"

原文入力:2011/11/30 14:22(1287字)
チェ・サンウォン記者


ミョンジン僧侶、FTA関連 イ大統領を強く批判


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 ミョンジン前奉恩寺(ポンウンサ)住職が韓-米自由貿易協定(FTA)履行のための改正法律公布案に署名した李明博大統領に向けて「国を売り飛ばした売国奴」と強く批判した。

 ミョンジン前住職はイ大統領が公布案に署名した去る29日夕、慶南(キョンナム)、昌原市(チャンウォンシ)の慶南移住民社会センター講堂で開かれた‘第6回慶南市民人権大学’に講師として参加し‘宗教と政治、宗教と民主主義’という主題で講演した。

 ミョンジン僧侶は今日、私たちの社会を「真実は遮られバブルだけがいっぱいである‘バブルの時代’」と定義し「国民皆が自ら作ったバブルを取りはらい‘本当の世界’に出て行くために努めなければならない」と主張した。彼はまた「イ大統領の最も大きな誤りはバブルの時代をバブルの時代ではないように見えるように国民を欺くこと」とし「イ大統領は自身の嘘を正当化するために他の人の話を嘘として追い詰めている」と批判した。


 ミョンジン僧侶は韓-米FTAをソウルと江原道(カンウォンド)束草市(ソクチョシ)の間に高速道路を建設することに例え「ソウルと束草はより良い暮らしをすることになるだろうが、その間にくねくねした旧道にある小さな店の商人は全て店を閉めたりソウルや束草の大きな店の店員に転落するのではないか」 と話した。彼は「2008年‘牛肉波動’が米国に国民の健康主権を売り飛ばしたとすれば、韓-米FTAを結んだことは完全に国を売り飛ばしたこと」とし「これは売国奴の振る舞い」と主張した。彼は「イ大統領が牛肉波動を体験した後‘今後国民が願わないことはしない’と発表しておきながら、今回韓-米FTAを結ぶ過程では‘正しいことなら反対があってもしなければならない’と言葉を変えた」とし「いったい‘正しいこと’を誰が判断するということなのか」と問い直した。


 ミョンジンは「宗教で‘異端’は悪く認識されるが、事実 異端ということは既存の枠組みを抜け出し新しい世界へ行く革命であり進歩なので、仏様もイエス様もその時代には異端だった」として「バブルで美しく飾った汚いものを取りはらい、事実そのままの姿のいわゆる‘生魂’を現すために私たちは異端をしなければならない」と主張した。彼はまた「国家と国家間の協約を闇討ちで通過させる世の中にケリをつけるためにも来年の総選挙と大統領選挙は大変重要だ」として「来年の総選挙と大統領選挙を通じて‘バブルの時代’を終わらせ‘本当の世界’に出て行こう」と提案した。この日の講演会にはキム・ドゥグァン慶南道知事など100人余りが参加した。


昌原(チャンウォン)/文・写真チェ・サンウォン記者 csw@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/507875.html 訳J.S