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シン・ヨンチョル最高裁判事 “辞退意志全くない”

原文入力:2009-03-06午後10:21:06
“違法裁判正そうと法の通りしなさいと言っただけ”

パク・ヒョンチョル記者

←シン・ヨンチョル最高裁判事が6日夕方、記者たちの質問を受けながらソウル,瑞草洞の大法院庁舎を出ている。 キム・ジンス記者@jsk.hani.co.kr

シン・ヨンチョル最高裁判事は6日、帰途に取材陣と会い自主的に辞退する意向を尋ねる質問に「全くない」と言い切った。

彼はまた夜間集会禁止条項に対する違憲推薦事件処理を議論しようと、昨年イ・ガングク憲法裁判所所長に会ったという一部報道と関連して「よく思い出せない」と話した。彼は「憲法裁判所所長とは時々電話もやりとりし会ったりする間柄だから、具体的にいつ何を話したのか記憶がない」と話した。イ所長は先月、赴任挨拶のため訪ねてきたシン最高裁判事に会っただけだと話したことがある。

シン最高裁判事はこれに先立ち<ハンギョレ>との電話通話で「単独判事らが違法な裁判をするのを正そうとして法の通りやれということを言っただけ」として自身の行為が適切だったと強調した。シン最高裁判事は「憲法裁判所法によれば違憲推薦をした事件のみ裁判を停止するようになっている」として「違憲推薦もしないのに裁判を停止するのは国民の裁判請求権を侵害すること」と話した。続けて「違憲推薦なしに裁判を停止するのは違法な裁判進行」として「院長がそれを見て黙って放っておくことができず‘法の通りしよう’という話をしたまで」と主張した。

しかしこれは法律を自身に有利に解釈するもので、特定法律条項に対してある判事が違憲推薦をすれば違憲要素があると考える他の判事らは別に推薦をすずとも事件処理を留保する現実を意図的に無視したことと受け止められる。憲法裁判所法42条は「違憲法律審判が推薦されれば該当事件は憲法裁判所の違憲可否が決定されてくる時まで停止する」としているだけで、違憲推薦をしなかった事件の進行可否に対する言及はない。

パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/342689.html 訳J.S