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大法院長(最高裁長官) “ロウソクのあかり裁判 Eメール, 私の意と同じだ”

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/342639.html

原文入力:2009-03-06午後11:31:52
“私が被疑者なのか?なぜ私を調査する ” 不快感示す
シン・ヨンチョル最高裁判事 ‘ロウソクのあかり保釈ブレーキ’ 新疑惑ふくらむ

キム・ナムイル記者

イ・ヨンフン大法院長がろうそく集会事件の裁判干渉波紋を呼んだシン・ヨンチョル最高裁判事の電子メール内容が「おおむね私が話した原則と一脈相通じる」と明らかにした。シン最高裁判事がソウル中央地裁所長だった昨年、刑事単独判事らに会い、ロウソクのあかり事件被告人らに保釈を許可しては困ると話したという新しい疑惑もふくらんだ。

イ大法院長は6日記者らと会い「判事らが違憲だと考えれば違憲推薦をするし、違憲でないと見れば裁判を進行するのが正しい」として「そのような(多様な)意見が合わされて対外的に表出されてこそ司法府だし、一人の意見が(司法府意見)全体のように映ってはいけない」と話した。また「(電子メールの内容は)少し脚色されているかも知れないが、おおむね私が話した原則と一脈相通じる」と付け加えた。

これは昨年10月14日当時、ソウル中央地裁所長だったシン最高裁判事が大法院長業務報告後に刑事単独判事たちに「大法院長のお言葉」としながら送った電子メールで「(ロウソクのあかり事件の)違憲推薦をした判事の所信や独立性は尊重されなければならない。裁判所が一糸不乱な機関ではないということを示すためにも、残りの事件は通常的に進行することが望ましい」と伝えた内容が、自身の意と同様だと明らかにしたことと受けとれる。

イ大法院長はこの日、出勤途中で取材陣に「大法院長をなぜ調査するのか」と話した。以後記者らと会った席で、‘大法院長も調査を受けざるをえないのではないか’という質問に「業務報告時の状況を(調査団長である)法院行政処長に何回か説明した。この状況で大法院長を調査対象とするということが正しいのか」と話した。また「(法院長が電子メールを送ったからと)判事らが圧迫を受けて良いのか。判事らは良心に従って所信のとおり行動する意志がなければならない」と話した。これと関連して、オ・ソクチュン大法院広報官は「調査を受けないということではなく、調査という表現自体が適切でないという意味」と話した。イ大法院長は言論に対しても「新聞がやりすぎではないのか」,「過剰報道しているようだ」と批判した。

一方、シン最高裁判事が昨年10月13日、会議でロウソクのあかり事件被告人らと関連して‘拘束被告人を違憲推薦になったからと拘束を解いては困る’という趣旨で話したと<SBS>と<ノーカットニュース>が複数の当時刑事単独判事らから話を取って報道した。これより4日前にアン・ジンゴル狂牛病国民対策会議チーム長の裁判を引き受けたパク・ジェヨン判事は、夜間集会禁止条項について違憲推薦をして保釈を許可した。翌日、他の裁判所がパク・ソグゥン進歩連帯常任運営委員長など2人を釈放した。当時、会議参席者はシン最高裁判事がこの席でも‘姦通罪に対する違憲推薦後にも裁判が進行されなかったか’として、ロウソクのあかり事件裁判を継続進行することを要求したと伝えた。オ広報官は「シン最高裁判事はそういう話はしたことがないと言った」と伝えた。

キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr

原文: 訳J.S