原文入力:2009-03-06午後08:13:16
シム・サンジョン不出馬宣言…競選は副作用 考慮 ‘譲歩’
党支持率 変化・民主労働党と和解可否など注目
イ・ジョンエ記者
‘第2創党’を予告した進歩新党が ‘ノ・フェチャン(写真)代表体制’ に方向を定めた。
シム・サンジョン共同代表は党代表候補登録締め切りを一日前にした6日、党員らに手紙を送り“苦心の末に今回の党代表選挙に出馬しないことを決めた”と明らかにした。
終盤まで出馬を考慮したシム代表が心を変えたのは「事実上(ノ・シム)二人の常任代表の選挙戦になる可能性が高い状況で肯定的側面だけを強調するには無理があるという心配も侮れない”ためだ。選挙戦過程で発生しかねない‘不協和音’が1年にしかならない新生政党の未来に役に立たないという判断が作用したものだ。
代わりにシム代表は平党員に戻って‘他のやり方’で党に寄与する意向を明らかにした。進歩新党のある関係者は「ソウル,恩平乙が10月再選挙地方区に確定した場合、シム代表がこの地域に出馬する可能性がある」と伝えた。
今やすべての関心はノ代表の今後の歩みと‘ノ・フェチャン印の進歩新党’の行方に集中している。ノ代表はこの日<ハンギョレ>とのインタビューで「7日に党代表出馬を公式宣言する」と明らかにした。彼は党代表に選出されれば大きく二つの課題に集中するという方針だ。「新しい進歩政党として国民の愛を受けて庶民に根をおろす道が何なのか、アイデンティティを確かに整理すること」が最初で「党の政治的位置づけの構築」というのが二番目だ。
特に後者と関連しては、進歩新党が去る総選挙で院内進入ができなくて物足りなさが大きいだけに「2012年の大統領選挙まで待つことはできない」という立場だ。彼は「各種再・補欠選挙と2010年地方選挙に積極的に参加し党の支持度を継続的に高める方針」と明らかにした。これと関連して、彼は党代表に選出された後「党が決めるならば2010年のソウル市長選挙に出馬することもありうる」という既存意志を再確認した。だがノ代表は安全企画部Xファイルを公開した疑惑で先月懲役6月・執行猶予2年,資格停止1年を宣告されており、刑確定を防がなければならない負担を抱いている。
昨年分かれた民主労働党との‘再結合’可否も関心事だ。先月25日に2党が‘4・29再・補欠選挙’の候補を単一化することで合意した後、その期待はより一層大きくなっている。だが彼は「感情がこじれた者どうしが和解するように(再結合を)というのは望ましくない。単純な過去への復元は国民が願わない」と線を引いた。彼はまずイ・ミョンバク政権の審判のための選挙連合と政策共助等を通して二党が信頼を積むことがさらに重要だと強調した。
一方、進歩新党は来る7日候補登録を締め切り全国巡回遊説(11~21日)後、党員賛否投票(23~27日)を経て29日の2次党大会でノ候補を2年任期の党代表に選出することになる。
イ・ジョンエ記者hongbyul@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/342690.html 訳J.S