原文入力:2009-03-06午前09:49:57
チョン・ミニョン記者,ユ・ソンヒ記者
一斉試験選択権話したと…
昨年12月実施された中学校1・2学年対象‘全国市道連合学力評価’の時、生徒たちに体験学習を許諾した私立学校教師1人がまた教壇を離れなければならない状況に置かれた。
学校法人ヨムグァン学院は5日ヨムグァン中ファン・チョルフン教師に来る10日開かれる懲戒委員会に出席することを通知したと明らかにした。ファン教師が昨年12月の学力評価の時、自身の学級の父母たちに一斉試験の問題点を知らせる手紙を送るなど、学力評価拒否を誘導したという理由でソウル北部教育庁が先月16日重懲戒を要求したことに伴うものだ。当時ファン教師の学級では35人中で5人の生徒が試験を受けずに体験学習プログラムに参加した。
ファン教師は「父母たちに試験を受けるなと言ったことはなく、ただし一斉試験を受けるかやめるかを選択できるということを知らせただけ」として「教師としてあまりにも正当な仕事をしたと考える」と話した。ヨムグァン学院は懲戒委に回付されたという理由で、すでにファン教師を職位解除した状態だ。
‘ファン・チョルフン教師不当懲戒撤回および一斉試験反対共同対策委員会’は6日午後、ヨムグァン中正門前でファン教師に対する懲戒撤回を要求する決議大会を開く予定だ。今まで一斉試験と関連して罷免・解任された教師はソウル地域8人,江原地域4人など計12人だ。 チョン・ミニョン記者minyoung@hani.co.kr
学校不正 検察告発したと…
ソウルのある私学財団が学校不正を暴露した教師を重懲戒することにして‘報復性懲戒’という指摘が出ている。
5日ソウル,陽川高関係者と全国教職員労働組合ソウル支部の話を総合すれば、学校法人常緑学院は先月26日、懲戒委員会を開きこの学校のキム・ヒョンテ教師を重懲戒(罷免・解任)することを決めた。常緑学院側は「キム教師が学校を根拠なく誹謗するなど、公務員服務規定に違反し品位損傷など教員身分に外れる行為をした」と明らかにした。これに対してキム教師は「昨年、学校の不正を教育庁監査室に情報提供したが軽い処罰に終わり、全教組ソウル支部とともに学校を検察に告発した」として「今回の懲戒は不正を暴露したことに対する報復ということが明らかだ」と話した。
陽川高は昨年、特別自習実費4250万ウォン余りを不当に集めた事実などと関連し市教育庁の監査を受け、校長・教頭などが‘警告’を受けた。(<ハンギョレ> 2008年6月17日付13面)
学校が懲戒に出るや父兄・学生たちはポータルサイト ダウムにカフェを開設し‘懲戒撤回署名’を受けつけるなど救命運動を行っている。この学校の生徒イ・某(17)君は「生徒に民主主義を教えなければならない学校が不正を犯して、これに対して問題を提起した先生を懲戒するとは有り得ないこと」と話した。 ユ・ソンヒ記者duck@hani.co.kr