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‘江南警察 全取っ替え’ 下位職 怒った


原文入力:2009-03-04午前09:03:03
不正遮断’用 江北転出…選定基準・方式 論難
“指揮部 責任なしで 下位職に苦痛転嫁” の声

キム・ソンファン記者

ソウル警察庁が遊興店舗との癒着不正を遮断するとして、大々的な‘江南警察’ 総入れ替えに出たことに対して、一線警察官らの反発が強い。
江南・瑞草・水西など江南圏の3警察署は現在刑事課,女性青少年係,交通事故調査係などいわゆる‘嘆願部署’で8年以上勤めた警衛(訳者注:警部補相当)級以下職員らを対象に‘江北地域転出申請’を受けつけている。これはソウル警察庁の指針に則ったもので、対象者は各署ごとに200余名ずつ計600人余りだ。今回の人事は去る2003年に警察官が拉致事件にかかわった‘捜査不正’を契機に警察官230人余りを転任措置した以後、最大規模になる展望

こういう指針が下された以後、警察庁サイバー掲示板には「江南圏警察の全てが不正に染まったように連座制を適用するのと違うか」,「いっそ警察庁で‘不正専門担当チーム’を新設しろ」,「あたかも鳥インフルエンザにかかった鶏を殺して処分するように一線警察官を追い出すのか」等、荒っぽい反応があふれている。江南署のある警視級職員は「指揮部が責任を負うことなく下位職にだけ苦痛を転嫁している」として「‘毎度 ‘新しくなる’という警察標語が精彩を失ったのは、上からの改革がなくてそうなったのではないのか」と声を高めた。

異動対象者選定基準と方式についても論難がおきている。不正疑惑があるならば監察を通じて自らの懲戒や刑事処罰をすれば良いのに、‘癒着可能性がある者’をどのような基準で選び出すのかということだ。ソウル警察庁高位関係者は「一線職員らの間ではお互いが ‘誰がにおいがするのか’ をよく知っている」として「こういう情報は意志さえあれば内部的に判断することができる」と話した。

警察内外では‘どこの署長が自分の部下を刺して出したりするものか’,‘猫に魚を任せるようなもの’という批判も出ている。チュ・サンヨン ソウル警察庁長官はこれと関連して「警察指揮部は人事の不満に揺れるほど虚弱ではない」として「総警級人事が終わり次第、具体的な人事指針を用意して下ろす計画」と話した。 キム・ソンファン記者hwany@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/342084.html

原文: 訳J.S