原文入力:2009-03-03午後07:58:39
ホ・ホジュン記者
済州道教育庁は3日「民主労総首席副委員長出身のチン・ヨンオク(48)済州女子商業高等学校教師を去る1日職位解除した」と明らかにした。
道教育庁関係者は「今回の職位解除は懲戒とは無関係」としながら「規定上、重懲戒議決が要求されたり刑事事件で起訴された場合、職位解除できるのでチン教師は二種類事例にすべて該当する」と説明した。チン教師は民主労総首席副委員長であり、米国産牛肉輸入に反対するゼネストを主導した疑惑(業務妨害)で昨年12月1審から懲役1年・執行猶予2年を宣告された。道教育庁は去る1月、チン教師に対する懲戒委員会を開き最高裁の最終判決が下される時まで懲戒を留保することに決めた経緯がある。
チン教師は「教育庁に問い合わせした結果、復職して授業ができるといって先月27日から学校に出てき同僚教師たちと共に勤めているのに、教育庁の態度がなぜ突然変わったのか分からない」と話した。彼はまた「教育庁は授業を与えないことが懲戒ではないと言うが
事実上待機発令状態にある」として「教育庁が職位解除事実さえ直接知らせず2日学校に出勤して分かった」と付け加えた。
全教組済州支部はこの日声明を出し「ヤン・ソンオン教育長が昨年末と去る1月、全教組済州支部関係者たちと会った席で、最高裁判決が下される時まで懲戒を留保すると約束したのに、一言の相談もなしに懲戒と違わない職位解除措置をした」として「チン教師に対する職位解除を直ちに撤回せよ」と要求した。
済州/ホ・ホジュン記者hojoon@hani.co.kr