原文入力:2009-03-03午後10:38:10
今週 大統領 面談申請
クォン・オソン記者
前国家人権委員会委員らが3日人権委組織縮小方針撤回を行政安全部に促した。
クァク・ノヒョン韓国放送通信大教授など16人の前任委員らはこの日‘緊急要請文’を出し「人権委組織が縮小されれば人権保護機能が萎縮し独立性が毀損される」として「政府は組織縮小が呼び起こす問題点を推し量り人権先進国を指向する観点で再検討しなければならない」と要求した。前任委員らは今週中に大統領面談を申請し、こういう憂慮とともに新政府の人権課題に対する意見を建議する予定だ。
これらは要請文で「人権委は現在世界国家人権機構,国際調停委員会(ICC)の副議長国を受け持っており、来年には議長国に推戴される予定」としながら「(人権委組織縮小で)先進化と人権外交を標ぼうする政府がむしろ人権を軽視する政府と見なされないだろうかという心配がある」と憂慮した。また「人権委は業務増加と障害者差別禁止法施行にともなう人材増員の必要性にも関わらず変動なしで業務を遂行してきた」として「組織が減るならば人権侵害と差別にあった国民はどこに困難を訴えるべきか困り果てるだろう」と強調した。
この日の緊急呼び掛けにはクァク教授をはじめとしてキム・マヌム,キム・トクヒョン,パク・ギョンソ,シン・ドンウン,シン・ヘス,イ・ヘハク,イ・フンノク.ユ・ヒョン,ウォン・ヒョンウン,ユ・シチュン,チョン・インソプ,チョン・カンジャ,チェ・クムスク,チェ・ヤンド,チェ・ヨンエ氏などが参加した。チェ・ヨンエ前人権委常任委員は「進歩・保守に関わらず多様な背景を持った前任委員らが今回の呼び掛けに参加した」として「人権委縮小に対する危機感を皆共有しているため」と話した。
クォン・オソン記者sage5th＠hani.co.kr
