原文入力:2009-03-03午後07:51:12
政務委 ‘与・野・政 協議’ 進行中 法案通過 強行…文房委でも小競合い
ソン・ホジン記者,カン・ジェフン記者
←キム・ヨンソン国会政務委委員長が3日午前、国会政務委でハンナラ党議員らが委員長席を取り囲み野党議員らをはね除けた状態で金融－産業分離緩和のための銀行法など争点法案を突然処理している。キム委員長が賛成意見を聞くやキム委員長を取り囲み野党議員ら抵抗を防いでいたハンナラ党議員らが手をあげて賛成意思を明らかにしている。 カン・ジェフン選任記者khan＠hani.co.kr
「これは詐欺なの!」 「また電光石火なの?」２月臨時国会破局をかろうじて避けた与野党の‘3・2合意’が面目を失うほどであった。臨時国会最終日の3日、国会では合意処理することにした法案がハンナラ党によって‘速戦即決’強行通過されるなど常任委ごとに騒々しかった。
ハンナラ党所属のキム・ヨンソン政務委員長はこの日、同党議員らが委員長席周辺を取り囲み保護膜を張った中で出資総額制限制廃止法案,金融－産業分離緩和のための銀行法,韓国政策金融公社法など与野党対立を呼び起こした政務委争点法案を通過させた。
これら法案は前日与野党代表らの合意のとおり‘与・野・政’協議体を通じて意見を調整するところだった。しかしキム委員長と政務委所属与党議員らは協議が進行中なのに委員長席に集まった野党の激しい抗議にかかわらず14分余りで法案通過を強行した。キム委員長は「(法案に)異見があるのか」と尋ねたし「ありません」という与党議員らの拍子を合わせた叫びに「異見ある」というイ・ジョンヒ民主労働党議員の反対声は埋められた。引き続きキム委員長は「賛成手をあげてみて下さい」と言うと、すぐそばで「ウワー」という声とともに与党議員らが手をパッと上げるとすぐに「可決されたことを宣言する」として議事棒をたたいた。
政務委所属ホン・ジェヒョン民主党議員は「これは無効だ。ハンナラ党が自殺の道に入った」と嘆き、パク・ソンスク民主党議員は「これが何の与・野・政 合意で処理するということなのか」と批判した。反面、政務委所属パク・ジョンヒ ハンナラ党議員は法案処理後「いつまでも合意を待つことができないし民生法案を置いておくことができなくて苦心の末に表決処理した」と話した。
文化体育観光放送通信委も民主党が言論関連法を奇襲上程したコ・フンギル委員長の謝罪を強力に要求したが与党が防いで立って雰囲気が険しかった。イ・ジョンゴル民主党議員があらかじめ委員長席を占めて「電光石火専門人を(委員長として)認めることはできない。もうコ議員と呼ぶ」と話し与党議員らがイ議員を引き出す過程でイ議員とハン・ソンギョ ハンナラ党議員が喉首をとらえて体当たりをしたりした。また与野党合意のとおり処理することにした法案中、著作権法がハンナラ党カン・スンギュ議員案だけ上がってきて民主党ビョン・ジェイル議員が提案した著作権法が抜けているとして民主党が‘不公正運営’と主張し、後から遅れてピョン議員法案も小委に渡された。
しかしこの日、知識経済委,国土海洋委,法司委などは比較的順調に法案を処理した。
ソン・ホジン記者dmzsong＠hani.co.kr
