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国民年金 貸出事業 不良…回収率19%

https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/496748.html

原文入力:2011/09/18 21:03(805字)
イ・ユジン記者


長期延滞者 上位10名は
月500万以上の高額所得者


信用回復を助けるために国民年金を貸し出しする制度を実施したが、回収率がきわめて低いことが分かった。

18日、国会保健福祉委所属イ・ナギョン民主党議員室が国民年金公団に提出させた資料によれば、国民年金と信用回復委員会が2008年6~12月に6626人に186億ウォンを貸出したが、3年近く過ぎた今年8月現在 671人が35億ウォン(回収率18.8%)を返すのに留まった。

この事業は金融債務不履行者の中で、国民年金納付総額の50%範囲内で国民年金を貸出する制度で、利率が年3.4%(2年から3年償還)と低い。国民年金側は庶民29万人余りが恩恵を得ることができると見通したが、実際の利用者は6626人に過ぎなかった。信用不良者の多数が国民年金納付例外者であることに加え、信用不良のために銀行から金を借りることが出来ないケースが多いためと分析される。


延滞者を見れば、5回以上長期延滞をしたケースも全体利用者3~4人中1人の割合である1748人にもなった。この中には月間所得1000万ウォン以上の高額所得者でありながら1100万ウォン余りを借りて返さなかった人も含まれている。長期延滞者の中で上位10人は月間所得500万ウォンを越える高額所得者であることも分かった。イ・ナギョン議員は「延滞の事実を全く知らなかったという人がいるほど総体的に管理が不十分だった」として「公的資金運用での弱点があらわれた失敗政策」と批判した。国民年金公団関係者は「人力が不足しており強制徴収規定もなく困難が大きい」と釈明した。 イ・ユジン記者


原文: 訳J.S