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蔚山(ウルサン)壁画 落書犯に‘千万ウォン懸賞金’かかった

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/496646.html

原文入力:2011/09/18 17:11(931字)


蔚山、蔚州郡(ウルチュグン)は18日、新石器時代壁画である蔚山、蔚州郡、斗東面(トゥドンミョン)、川前里(チョンジョンリ)の刻石(国宝147号)の落書犯に関して最高1000万ウォンの報奨金を支給すると明らかにした。
郡はこの日、川前里刻石へ行く町角のテヒョンマウルと大谷(テゴク)博物館前など3カ所に横断幕を掲げた。横断幕には 「2011年5月から7月の間に蔚州郡、斗東面、川前里の国宝147号川前里刻石に‘イ・サンヒョン’と落書きを刻んだ人を見た人は連絡して欲しい。申告報奨金を支給する」という内容が書かれている。

川前里刻石に最近‘イ・サンヒョン’という人名と二本の棒の絵のような‘11’が描かれ、郡は去る6日、蔚州警察署に落書犯を捉えてくれとし捜査を依頼した。国宝に落書きをすれば国家が指定した文化財を傷つけた容疑で文化財保護法違反罪が適用され3年以上の有期懲役に処される。


蔚州警察署は蔚山に住所を置く1940年~1994年に生まれた人の中で‘イ・サンヒョン’という名前を持つ200人余りを探し当日の行動などを調査している。また、小・中・高校生がいたずらで落書きをした可能性があると見て、蔚山市教育庁傘下の江南(カンナム)・江北(カンブク)教育庁に今年 川前里刻石に現場学習に行った学校があるかを確認する予定だ。


郡は川前里壁画落書き事件が発生した後、川前里刻石の文化財管理人を1人から2人に増やした。また、国宝のそばに監視警戒所を置く一方、来年には1億ウォンをかけ手を触れれば警告音が鳴る垣根も設置することにした。


1970年に発見された後、73年に国宝に指定された川前里刻石には幾何学的紋と鹿・虎・猪・鯨などの動物、抽象化された人物など150点余りが岩に刻まれている。川前里刻石付近にはまた別の先史時代壁画である盤亀台岩刻画(国宝285号)がある。 釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr


原文: 訳J.S