原文入力:2011/09/16 21:51(1310字)
イ・ジウン記者、キム・ギョンナク記者
チェ・ジェソン議員 "韓-米FTA批准狙い配る" 主張
"系列会社社長団 名義…確認された議員だけで 8~9人"
←チェ・ジェソン議員
チェ・ジェソン(写真)民主党議員は16日 「韓-米自由貿易協定(FTA)の最大受恵者と判断される現代自動車グループが、系列会社社長団名義で巨額の政治資金をばらまいている」と主張した。現代自動車グループ側は「役員が個人次元で後援したものと理解している」と説明した。
国会外交通商統一委員会所属のチェ議員はこの日、民主党議員総会などでこのように話し、「これはFTA批准案通過のために国会を蹂躪する行為」と話した。チェ議員は「去る7~14日(身分を明らかにしなかった)4人から各々100万ウォンずつ計400万ウォンが後援口座に入金された」として「友人の名前があり確認する過程で彼ら全てが現代車グループ系列会社社長であることが分かった」と明らかにした。チェ議員側は彼らが現代車キム・チュンホ副社長、HMC投資証券チェ・ガルコル代表理事、現代グロービス キム・ギョンベ代表理事、現代モービス チョン・ホソク社長だと明らかにし、「平日に一日一件ずつ後援支援金が入金された」と話した。
チェ議員はまた、「現代車グループ系列会社社長団から後援支援金を受け取った民主党同僚議員は私が確認しただけで8~9人」と話した。外交通商委所属のある民主党議員も「最近、現代車系列会社関係者4人から100万ウォンずつ入ってきたことがあり送りかえした」として「チェ議員に後援支援金を送った会社とは違う現代系列会社だった」と話した。外交通商委だけでなく行政安全委員会、教育科学技術委員会所属議員らにも入金されたと伝えられた。
チェ議員は「特定期間に系列会社社長数人が多数の議員に組織的に後援支援金を送ったのに、それを個人の金だと見ることは難しくないか」として「FTA同意案処理が争点に浮上し国政監査を目前にした時点に(後援支援金名目で)‘集中撒布’したと見られる」と話した。 彼は 「必要ならば資金規模と出処を明らかにするために検察が捜査をしなければならない」と促した。現行政治資金法は法人・団体と関連した資金から政治後援支援金を出すことはできなくしている。
現代自動車グループ側は「会社とは関係がないこと」と明らかにした。この会社の広報チーム役員は「個人の資格で後援支援金を送ったものと理解する」として「会社とは関係がないことなので具体的内容は把握していない」と話した。韓-米自由貿易協定が発効される場合、猶予期間4年後になくなる関税2.5%を考慮すれば、現代自動車グループは完成車部門だけで年間2000億ウォン程度の恩恵を得ると専門家たちは推算している。イ・ジウン、キム・ギョンナク記者 jieuny@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/496553.html 訳J.S