原文入力:2011/09/05 21:22(1026字)
ユ・ソンヒ記者
高麗大が5日、同期の女子学生に集団で性醜行をした医大生3人を‘教籍剥奪’処分した。これは学則上 最高強度の懲戒であり、これら3人は学籍が完全に削除され再入学が不可能になった。高麗大が学生を教籍剥奪処分したのは2006年に本館を占拠した学生7人に続き今回が2回目だ。
高麗大はこの日、医科大学長名義で談話文を出し「高麗大医大学生賞罰委員会は去る1日 事件にかかわった3人の学生に対し最高の重懲戒が避けられないと結論を出した」として「3日 最終承認が出たことにより今朝 懲戒結果を該当学生と指導教授などに通知した」と明らかにした。高麗大側はまた「懲戒施行と議決などは明文化された規定によりなされなければならず、加害学生らの疎明手続きを経なければならなかった」として「不正確でわい曲された報道により学校の名誉を失墜させることになった点に対して謝る」と付け加えた。
加害学生3人は去る5月21日、京畿道、加平、龍墜(ヨンチュ)渓谷のある民宿で被害者である同期女子学生○氏が酒に酔い寝ついた隙に乗じて裸身に触れるなどの性醜行を行い、その過程を携帯電話のカメラで撮影した容疑で拘束起訴され裁判を受けている。
高麗大は特に‘裁判が進行中の状況であり慎重な判断をしなければならない’という理由で加害学生らの懲戒を先送りし‘学校が教籍剥奪の代わりに退学措置で状況を終えようとしているのではないか’という疑いを受けてきた。これに対し在学生はもちろん卒業生らと市民団体まで立ち上がり高麗大前で「加害学生らを直ちに教籍剥奪処分せよ」として抗議示威を行った。これらの人々は懲戒強度が退学と決定される場合、一定時間の経過後に加害学生が再入学でき被害女子学生が正常に学校に通うことが困難になると主張してきた。
この学校の卒業生であるキム・ヒョンイク松坡(ソンパ)市民連帯事務局長は「高麗大が遅まきながら賢明な判断をし、被害学生の苦痛が減じられることになった点は幸い」としつつも「しかし懲戒決定を3ケ月以上先送りし、学校の名誉を失墜させた点については遺憾を感じる」と話した。
ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr
原文: 訳J.S