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チョン・ヨオク 捜査 どうしよう

原文入力:2009-03-02午後07:20:50
警察, 陳述交錯して客観的証拠なく困惑
市民団体ら “チョン議員の言葉だけ聞いて政治的悪用”

チェ・ヒョンジュン記者シン・ドンミョン記者

チョン・ヨオク ハンナラ党議員暴行事件を巡る論議が加熱している。
‘イ・ジョンイ代表釈放のための対策委員会’は2日午前、ソウル,鍾路の参加連帯ヌティナムホールで記者会見を行い「捜査機関が虚偽または誇張されたチョン・ヨオク議員側の主張だけを一方的に受け入れイ氏を拘束した」としてイ代表の釈放を要求した。イ氏の弁護を引き受けたチェ・ビョンモ弁護士は「事件の原因・経緯と暴行程度などについて相反した陳述が出ている状況で、警察が客観的証拠と資料なしにゴリ押し式捜査をしている」として「緊急逮捕についてもやはり逃走憂慮と重大犯罪という要件が必要だが、イ氏は暴行事件以後2時間以上も現場に留まるなど逃走憂慮がなく事件の性格も単純暴行に過ぎない」と話した。

釜山地域の100ヶ余りの市民・社会団体もこの日記者会見を行い「警察がチョン議員のごり押し主張を一方的に受け入れた」として「これは政府とハンナラ党がこの事件を‘MB悪法’対立政局を転換させるカードとして活用しようとする不純な政治的目的を持っているため」と主張した。

この事件を捜査しているソウル,永登浦警察署捜査本部は困惑している様子だ。加害者と被害者の陳述が交錯する中で、信憑性ある陳述や閉回路テレビ録画映像など客観的証拠を探せずにいるためだ。ソウル南部地方裁判所は去る1日、イ氏の拘束令状を発行し「事前に組織的に暴行を謀議したという弁明が不足している」と指摘し警察が暴行加担者と目星をつけたミン・某(48)氏など4人の逮捕令状をすべて棄却した。

一方、イム・ギラン民主化実践家族運動協議会代表はこの日記者会見を行い「1989年の東義大事件は座り込み学生たちが興奮している時、無理な鎮圧命令で戦闘警察らを建物内に送り込み、惨事につながった」として「当時犠牲になった戦闘警察官の遺族たちも無理な鎮圧作戦を糾弾し警察もこれを認めた」と話した。彼は「ハンナラ党と保守言論がチョン議員暴行を政治的に利用し民主化運動全体を見下している」と主張した。

イ・ミョンバク大統領はこの日、チョン議員に直接電話をかけ「早く快癒するように願う」と慰めた。イ大統領は3分余りの通話で「(事件消息を聞いて)とても驚いた」として「世の中がこういう風に大変で苦しいが、一緒に頑張って正そう」と話したと知られた。

チェ・ヒョンジュン,シン・ドンミョン記者haojune@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/341791.html

原文: 訳J.S