本文に移動

なくならない ‘高校新入生誓約書’

原文入力:2009-03-01午後09:02:35
‘校則違反時は処罰甘受’…非教育的内容に論難絶えず

チェ・サンウォン記者

“私はOO高等学校学生として誇りを持って在学中、学校の教育方針に従い学業に忠実で、生徒として本分を尽くすものであり、校則に違反した時はどんな処罰も甘受することを誓約します。”慶南地域一部高等学校が新入生と父母を対象に校則に反すればどんな処罰も甘受するという内容が入れられた誓約書への署名を強要して反発をかっている。

慶南S高校の新入生の子供を持つキム・某(45)氏は1日「うちの子がこの前、予備招集日に学校に行って来て‘入学式の時に署名をして持っていかなければならない’として新入生誓約書というものを見せたんだけどね」として「こういう非教育的な行動を今の世の中にどうして学校が強要できるのか驚くべきことで腹が立った」と話した。 S高は入学式の時に新入生代表にすべての新入生と父母が見る前で誓約書を朗読するようにする計画だったことが分かった。

ユン・ナムシク慶南教育連帯事務局長は「昨年も慶南K高など一部学校が新入生らから誓約書を受け取り問題を起こしたが、今年も再び一部学校が新入生と父母に誓約書署名を強要したことが確認された」として「誓約書署名を要求した学校と該当教育庁に抗議する」と明らかにした。ユン局長はまた「誓約書署名を要求するのに何の根拠規定もないが、一部校長が学校運営と新入生精神武装に役に立つという考えで施行していると理解している」として「誓約書のために実際に被害にあった学生をまだ発見することができないが、十分に悪用される可能性はある」と付け加えた。ファン・クムジュ全教組慶南支部副支部長も「誓約書署名強要は伝染病と同じように特定学校でやったといううわさが立てば周辺学校も同調する可能性が高い」として「全教組所属教師たちを通じて現況調査を行っている」と明らかにした。

これに対してS高は「新入生たちに誓約書を配ったことは事実だが問題があると判断して施行しなかったし、学生たちが提出した誓約書も破棄した」として「以後、学生たちに誓約書署名を要求しない」と弁明した。

昌原/チェ・サンウォン記者csw@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/341628.html

原文: 訳J.S