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クァク・ノヒョン "2億渡した"

原文入力:2011/08/28 23:08(1298字)
キム・テギュ記者,キム・ミンギョン記者


"パク・ミョンギ氏が困っているという話を聞き、善意で支援"
検察、クァク教育長 出国禁止 今週中に召還へ


←クァク・ノヒョン ソウル市教育長が28日午後、ソウル市教育庁で記者会見をしている。イ・ジョンア記者


昨年ソウル市教育長候補単一化過程での金品授受容疑を受けているクァク・ノヒョン(57)ソウル市教育長が、候補職を辞退したパク・ミョンギ(53)当時候補(ソウル教育大教授)に2億ウォンを渡したと28日明らかにした。この事件を捜査中の検察は今週中にもクァク教育長を召還し調査することにし、出国禁止措置をとった。

クァク教育長はこの日午後、ソウル市教育庁で記者会見を行い「パク教授の困難な境遇を無視できず善意で計2億ウォンを支援した」として「パク教授がソウル市教育長選挙過程で(候補辞退前までに)多くの借金をし、その時にできた借金のために経済的にとても苦しい状況にあると聞き、知らぬふりはできなかった」と話した。彼は続けて「選挙では公正性のために‘代価性闇取り引き’は許されないが、選挙以後はまた別の生活の開始であるだけにパク教授の苦しい境遇を無視することは不人情な法執行」とし検察が疑っている代価性を全面否認した。


しかし、この事件を捜査中のソウル中央地検公安1部(部長 イ・ジンハン)はクァク教育長が昨年6月の教育長選挙を控え候補単一化を拒否したパク教授に金品支援を約束した後に選挙以後に金を渡したという容疑(公職選挙法の候補者買収および利害誘導)をかけている。検察はクァク教育長を召還し、単一化過程で金品授受の約束をしたか、後で金を渡すことになった正確な経緯は何かなどを調査する方針だ。


←クァク・ノヒョン ソウル市教育長が28日午後、ソウル市教育庁で記者会見をするために入ってきている。イ・ジョンア記者


検察はまた、この日、候補を辞退することにしクァク教育長側から2億ウォンを受け取った疑惑(選挙法違反)で去る26日に逮捕したパク教授の拘束令状を請求した。パク教授の拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は29日午後3時、ソウル中央地裁で開かれ、裁判所は当日 パク教授の拘束可否を決めることになる。検察は去る26日クァク教育長側から金を渡される過程で‘窓口’の役割をしたパク教授の弟(51)も同時に逮捕したが、「弟は渡された人に過ぎず拘束令状を請求せずに釈放した」と明らかにした。


先立って検察はパク教授の自宅と事務室押収捜索を通じ金品授受事実を立証するに足る関連証拠資料を確保した。また、パク教授の兄弟から「クァク教育長の最側近であるK氏を通じて金を受け取った」という陳述も確保したことが分かった。検察はまもなくK氏を呼び調査する計画だ。 キム・テギュ、キム・ミンギョン記者 dokbul@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/493658.html 訳J.S