本文に移動

キム・ヒョンオ議長 “放送法6月以後処理” 仲裁

原文入力:2009-03-02午前02:19:20
与野党 言論関連法 暫定合意

“与野党合意事項ないが、ある程度の意見接近見る”

ハンナラ ‘体面’ 民主 ‘名分’ 生かして…強硬派の受け入れは疑問

イユ・チュヒョン記者,ソン・ヨンチョル記者

←キム・ヒョンオ国会議長

キム・ヒョンオ国会議長が1日、言論関連法の内、著作権法・デジタル転換法は4月、放送法などは6月に処理するという仲裁案を提示した。与野党は2日この仲裁案を土台に交渉を継続することにしたが、ハンナラ党が反発しており難航が予想される。

キム議長は1日夜、与野3党院内代表と政策委議長を呼び3時間ほど仲裁に立ち上がった。キム議長は会合の後、記者たちに会って「合意事項はない。しかしある程度の意見接近を見たので、各党の党論を経なければならない。このまま行けるかはよく分からない」と話した。

この日の会合でキム議長は新聞放送兼営などを扱う放送法・新聞法・IPTV法とサイバー侮辱罪新設を盛り込んだ情報通信網法は6月に国会法により常任委で処理することを提案した。また民主党が優先処理が可能だと明らかにした電波法・デジタル転換法は4月に通過させようと提案した。

出資総額制限制廃止,金融-産業分離緩和,産業銀行民営化法など経済関連法案は今回の会期に処理する側で与野党が意見接近を見たと知られた。

キム議長の仲裁案に対して与野党は互いに違う反応を見せた。

ウォン・ヘヨン民主党院内代表は「(与野党が)意見を集めた文書を作成した」と話したが、ホン・ジュンピョ ハンナラ党院内代表は「私は意見を寄せたこともない。私を除いて意見を集めたと言え」として強く反発した。ハンナラ党最高委員会も会談途中でホン院内代表から報告を受けキム議長を強く非難し仲裁案を送りかえしたと分かった。

これに先立ち、キム議長は1日まで与野党交渉が成立しない場合、2日の本会議で言論関連法など争点法案を職権上程するという意向を明らかにした。キム議長はこの日午前<聯合ニュース>との通話で「今日交渉ができなければ事実上できないということだ。今日は夜を明かしてでも交渉しなければならない」として「もしできなければ明日は職権上程をするほかはない」と明らかにした。

イユ・チュヒョン,ソン・ヨンチョル記者edigna@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/341592.html

原文: 訳J.S